〝愛情たっぷり風〟に抱き締めてきたとしても、それは〝たっぷり風〟と私は必ず見抜ける。 けれども東大卒さんは見抜けないと言う。

(ある東大卒さんの話)

ある東大卒さんは芸術性が薄いので勉学で理解しているんだと思った。理解してる事は同じなのに辿り着く道順が異なっていて、辿り着いた先の性質も少し違う。


私はどんなに相手が愛情たっぷり風に抱き締めてきたとしても、それは〝たっぷり風〟と必ず見抜ける。
けれども東大卒さんは見抜けないと言う。
それは言葉や態度や行動が好意的なものであれば見抜けないと言うのだ。演技も然り。愛情めちゃくちゃ感じるハグをした事あるかと私が訊いたところ、ないかもしれないと答えていた。

だが東大卒さんは流石、理論、科学、物理、コミュニケーションで、物事の実態を捉えていて分析出来ており、自らもそれに沿った行動をしていて、良い線までいっている。

でも結局のところ芸術や人間の心、魂、直感などは、理論で救える位置には無い。

ある人の魂をひき戻すのは、
優秀な医者か、輸血や臓器提供か、多大なるお金か、
そういう物理的な事の他に、
一番大切な事を知っていて、
その人の魂をひき戻せる人が必要だと思っている。

そういう感覚って多分生まれ持ってのもので、努力じゃ身に付かないんだと思った。

きっと結婚はこういう東大卒さんみたいな、理論や化学や物理を極限まで勉強して理解に努めてる人が私みたいな直感や感覚派とバランスが良くて前向きで良いのだと思うのだけど、
肝心な一番大切な部分が足りてなくて、いざという時に魂を救い出せるのかが謎。

環境はすべて揃ってるのに、助からないっていう事態が起きそう。

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