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浪人して医学部医学科受験に失敗しても人生終わりじゃない②


私は浪人して医学部医学科に落ちた。
経緯については前回のnoteに記述した。

今回は医学部医学科に落ちてからどう思うようになったのかを書こうと思う。

医学部医学科は人生の選択肢が狭くなる

今思うとこの理由は、大きい。
子どもの頃は、なりたい仕事というのは基本知っているものしか考えない。
アイドル、料理人、消防士、警察、、、、だいたいこんな仕事が多い。
最近では公務員やyoutuberなんてのもあるがそれでもみんな知ってる職業だ。

もちろん医者も子どもでも知ってるからなりたい仕事になりやすい。

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ただ経験した人は分かると思うが、
大学での就職活動などを経験すると本当に視野が広くなる。

サラリーマンでも多種多様だ。
総合商社、sier、化学繊維、外国投資銀行、ヘルスケア、銀行、といった様々な業界、様々な職種がある。
サラリーマンじゃなくても自営業、副業
エンジニア、イラストレーター、ライター、転売など社会に出れば多くの選択肢があることを就職活動をして知ることができた。

ただ医学部医学科に進んでしまうと、就職活動をしないため進路変更がとてもしにくいのである。

医学科を卒業する人は基本99%が病院か大学院なのでまずビジネスに触れることはない。

医学部医学科に受かって医者になった後も激務で他のことなど気にすることは基本できない。

つまり、医学部医学科に行った瞬間そこから医者の道に突き進むしかないのである。

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私はここに医学部医学科に行かなくても良かったなと思える点だった。

私の場合

私は医学部医学科に落ちた後、医学部保健学科に入学した。
医学部保健学科でも就職先の80%は病院だった。
しかし、少ないながら過去に企業就職などの他の道に進む人もいた。
同じ大学の薬学部でも似た事例があった。

私はもともと医者になりたかったので、放射線技師になりたいというわけではなかった。

だから、大学に入って0から「じぶんが仕事でやってみたいこと」を探した。

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大学4年間では決めきれなかったので大学院に進み、就職活動をした。
コロナ禍、面接が苦手ということもあって就職活動には苦労したが
システムエンジニアという働き方を選んだ。

「医学部医学科に落ちて、放射線技師の資格を持ったシステムエンジニア」なんて日本にそんなにいないだろう。

でも医学部医学科に落ちたことで、逆に希少性が増した人材になれた。
医学部医学科に落ちることで、よりキャリアに箔がつく可能性があることもあるということを皆さんに知ってもらいたい。

まだ、医学部医学科に落ちて思うようになったことはほかの理由もある。続きをそちらに書いていこうと思う。




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