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学部祭「文化の祭典」ができるまで

2021年11月30日、みなとみらいキャンパス4階の米田吉盛記念講堂で国際日本学部の学部祭「文化の祭典」が開催されました。当日の様子と今までの道のりについてご紹介します。

「文化の祭典」開催までの道のり

2019年の「言語の祭典」の様子

「文化の祭典」は一昨年まで外国語学部国際文化交流学科として開催をしていた「言語の祭典」を国際日本学部の特色に合わせ、リニューアルをした上で今年度からスタートすることとなったイベントです。

 元々の「言語の祭典」は外国語学部国際文化交流学科で英語や第二外国語が必修であるという点に着目し、外国語で学生がステージ上で様々な発表をすることで、自身の外国語の学習成果を披露するというイベントでした。しかし、国際日本学部では第二外国語が必修ではない学科もあるということで、「ステージ上で自身の学習成果を発表する」というイベントの外枠は継承しつつ、「発表については外国語以外の言語でも行えるようにする」という形で内容に改善を加えることで、「文化の祭典」という国際日本学部の特色に合った新しいイベントにしました。

 「文化の祭典」は内容面の改良に加え、もう一つ大きな違いが「言語の祭典」との間にありました。それが、「みなとみらいキャンパスでのイベントである」という点です。「言語の祭典」は毎年、横浜キャンパスのセレストホールにて開催をしていました。例年では前年度と同じ会場を使っていたため、上級生は会場の機材や照明等の使用方法を熟知していました。しかし、今年度は上級生も一から機材や照明の使用方法を把握する必要がありました。 

 加えて、昨年度からの新型コロナウイルス感染症の影響で、Zoomでの配信も同時に行わなければならないということもあり、一昨年と比較して非常に大変かつ忙しいイベント運営となりました。

「文化の祭典」本番について

 今年度の「文化の祭典」は11月30日火曜日の3限にみなとみらいキャンパス4階の米田吉盛記念講堂にて開催しました。

 初めてのイベントであることや、ステージ上での発表ということで出演のハードルが高かったにもかかわらず、ありがたいことに3学科から合計で6つの学生団体が出演をしてくれました。6つもの団体が出演をしてくれたことも嬉しかったのですが、それ以上に国際日本学部の3学科全てから出演者が集まったということが非常に嬉しかったです。発表は1人での発表から10人以上での発表、日本語での発表や英語をはじめとした諸外国語での発表などがあり、非常に多様性に富んだものとなりました。

 また、観客についても対面参加とZoom参加合計で300人弱の動員ができました。委員会が想定していたよりも圧倒的に多い動員数となり、途中でパンフレットが不足するといったハプニングもありましたが、学部や学科の枠を超えて、沢山の方々に国際日本学部の各学科の学習内容や、出演してくれた学生の学習成果をアピールする場を提供することができたことは非常に嬉しく、とても有意義なイベントになったと感じています。

 今年度の「文化の祭典」は3学科全てから出演者が集まった点や、発表が多様性に富んだものであった点など、まさに国際日本学部の学部祭にふさわしいイベントとなりました。


「文化の祭典」を終えて

 今年度は昨年度の国際日本学部の設立や、昨年度一年間のブランク、みなとみらいキャンパスでの初めてのイベント開催などの要因が重なり、非常に忙しい一年となりました。しかし、このような委員会の一大転換期に委員長として活動ができ、非常に貴重な経験を積むことができました。

 また、今年度の「文化の祭典」および委員会運営は、学科会議にて説明の機会をいただけたり、出演者の後押しや授業の代わりに「文化の祭典」を見に来てくださったりした先生方、また、勇気をもって出演し、素晴らしい発表をしてくださった学生の方々、時間をとって見に来てくださった観客の皆さんなど、数え切れないほど沢山の方々のご協力やご支援によって無事に成功させることができました。最後にこの場をお借りして感謝申し上げます。誠にありがとうございました!

2021年度文化ウィーク(学部祭)実行委員長  外国語学部国際文化交流学科3年 高橋優太

文化ウィーク(学部祭)実行委員会とは

 私たち文化ウィーク(学部祭)実行委員会は、国際日本学部の前身となる外国語学部国際文化交流学科にてイベントを企画・運営する委員会として発足しました。国際日本学部設立に合わせ、昨年度からは国際日本学部全体でイベントを企画・運営することとなりました。今年度は外国語学部国際文化交流学科の3・4年生と、国際日本学部の1・2年生の有志が委員会メンバーとして活動しています。

 昨年度は新型コロナウイルス感染拡大によるオンライン授業のため、対面でのイベントが開催できませんでしたが、今年度は無事に対面でのイベントを行うことができました。今回は今年度に開催したイベントの中から「文化の祭典」についてのレポートやイベント運営の裏側について書きました。

学部祭実行委員会ホームページ https://bunkaweek2.webnode.jp



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