ささやかなボランティア日記【献血編】
前々から献血に行ってみたいなと思ってたのですが、今日ついに決行することができました。
何故献血かという動機の部分ですが、ある意味シンプルですが年を取ってきて微々たることでも人のために貢献するようなことがしたいと思えるようになってきたというのがあります。物凄いスピードで気持ちが丸みをおびてきています。若い時の金髪、ピアスじゃらじゃらの大暴れ時代とは真逆の人間になっています。
あと、まだそんなこともあったね、、という思いには至ってないけど数年前に身近な人が交通事故にあい、病院で大急ぎで輸血の処置をしていたけど物凄い量の血液が必要で、しかも高齢だったこともあり簡単には止血ができないほどの全体的な損傷だったため輸血を続行することができず亡くなってしまった大切な人のことも心に強く残っていて献血への思いが強くなりました。
色々調べたり聞いたりしてわかったけど献血の血は実際はそういった外傷での輸血に使われることの割合よりも、がん等の患者さんに使われることが多いそうです。研究にも使われるとか(←これに関しては同意を得た上で。もちろん私は大いに同意。)
私の血でも使えるのであればぜひとも活用してもらいです。あまりファーストフード食べたりしてないし、タバコもやめて10年近いし、あ、お酒は,、好き。よく食べ、よく寝てます。ストレスでおかしくなりそうな時があるのはたまにのキズ程度。米、野菜、味噌、肉、魚、日本人らしい食生活してるので良い血をしてるんじゃないかと自己評価は高めでした。笑
職場での健康診断でも血液検査の時、血を見るのがダメっていう子を面白がり、自分は一部始終見てやるぜ!的な中二病もあるくらいだから余裕!と思っていました。
いざ、行こうと思って色々下調べしてみると、
え、失神のおそれ?
え、水分を十分にとっておいて?
え、終わった後は30分は休んでから帰って?倒れるかもだから。
え、終わった後のトイレは絶対座ってしてね?倒れるかもだから。
え、、?
みたいな、予め了承しておいてよ!的な情報を知り、ちょっとビビりました。
しかし、行くと決めた以上いかないとモヤモヤしちゃうから、思い切っていってきたのです。
あーまた話が長くなりそうで、、ここまで読んでいただいてる方、すみません。笑。でも誰かにきいてほしいのでお付き合い願えますか・・?☆
で、いざという話になるのですが、私が行ったのは、【献血ルーム】
たまにイベント会場などでバスも見かけますが私は職場の近くにあって目にしていた献血ルームに行ってきました。
今までにも行ける機会はあったのになぜ遅れて今になったかというと、仕事の合間、仕事前とかに行きたくてどれほど時間かかるものなのか読めなかったから。そして、採血後の体調が不安でもあったから。
今日はお休みだったし、前日から計画にいれていてついに決行!!
入り口を入り、私の姿を確認したスタッフがすかさず整理番号のカードを手渡してくれました。
6番の数字だったので待つのかな~と思いきや、結構早い段階で呼ばれました。
初めてですということを伝えたら丁寧な説明が始まりました。
通常の献血400ml or 200ml
他に成分献血というのもあるとのことでしたが、初めてだったらスタンダードな献血の400mlをおすすめしますよと言われたのでその通りに。
病気はあるかとか、薬のんでますか、海外最近いきました?同意します?、、、等々質問に答え、クリアし、受け付けをクリアしました。
そして初めての方はこれを首から下げてくださいとカードホルダーのついたものをわたされました。
初めての方というのがスタッフにはわかるようになっているので様子を見て声をかけさせていただいていますとのことでした。
安心☆彡ありがたい♪優しい
まずは献血する前に問診があって血圧を測り体調について聞かれたりしました。
その時は私にしては珍しく高血圧な数値で、先生も、少し高いけど問題ないでしょう!ということで決行に判が押された感じになりました。
私のびびりが見透かされてるーと思ってマスクの下で笑ってしまいました。
そして、、献血前にも少し血をとるのです。
ここで血液型もわかるし、献血ができる血なのかがわかります。
その時の看護婦さんに、リアクションしないと変な感じになるくらいにあなたの血液型は・・・O型です!!と発表されました。笑。
血液はとても濃くて良い血液です!!と言われ、よかったです~~(´;ω;`)♪というやり取りがあり、やっと献血へ。
献血する前にコップ2杯はドリンク飲んでくださいねといわれ、ジュースを飲み、お菓子もさっそくほおばり、ベッドへ!
看護婦さんがやさしく丁寧に細かく説明してくれて、それだけで心があたたかくなり、準備が整い、いよいよ針を刺す時、、びっくりしました。
針、太っ!!!!!!
これ入るの!?
とかなんとかドギマギしてるうちに針はすんなり入り、すぐに自分の血液がチューブを伝って温かいのが肌で感じられました。
針がはいれば痛くもないし、なんともない。
日常の自分の状態です。もっと青ざめていくしびれていくイメージがあったけど、そんなことはない。←体質的なのもあるのだとは思います
針も一瞬の痛み。筋肉注射のほうがよっぽど痛いし、歯医者の麻酔注射のほうが何倍も痛く恐怖に感じる。
あーなんだ~こんなものか!と取り付けられているテレビを見ようと思うのに看護婦さんはベッドから離れない、看護してくれている。
手厚い・・
私が初めてだったからだと思います。それにしても、ずっと隣で何気ない会話を笑顔で続けようとしてくれている。
一人で来たんですか?(^^)終わったあとはなにするんですか?車ですか?お休みにわざわざ来てくれてありがとうございます(^^)
私もたのしくおしゃべりさせてもらってるうちに
終わりましたよー♪と。
拍子抜けするほどに早かったです。10分弱だったんじゃないかと思います。
血圧もはかり、通常の血圧数値なので大丈夫そうですね!!と。これにも安心!
そしてベッドから降りる時慎重にしていましたが、私の隣を看護婦さんも心配なので念のためですからと一緒に歩くようにして近くの椅子まで移動。
まったく平気!もっとヘロヘロするかと思ったら特に感覚としては何も変わらない。ただ、話をよく聞いていた分調子乗るような行動はとらず30分弱休んで献血ルームを後にしました。
全部で3杯もジュースとかをのんで、お菓子もほぼ全種食べ!笑
なんということなく献血デビューは終わりました。
また必ずやります!!
色々な面で温かい気持ちにもなれて、誰かの役にも立てるなんてやらない理由が私にはないです。
血がダメな人、注射がダメな人、そういう人だっているからそういう人には看護婦さんも無理をさせるわけにいかないから断るそうです。その人たちの分まで血とか平気な人が提供するから大丈夫!
私は平気みたいなので続けていけたらと思います。
いつかは私もだれかの血液に救われることがあるのかとも思います。ほんのすこし人に貢献できて気持ちの良い時間を過ごせました。
このご時世、様々な場で活躍している医療従事者の皆様、本当にありがとうございます。お疲れ様でございます。
の気持ちです。
イメージでビビってましたが勇気を振り絞ってよかったです(#^^#)
追記)
送られてきた血液検査の結果、全て基準値内でした。健康診断受けた気分。
安心しました。
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