ミリオンカップを終えて

はじめまして
奏音(かなで)といいます。

Shadowverseにおける主な実績はありませんが、以前に別のカードゲームで多数の結果を残しています。
無いよりは有る方が、多少なりとは自分がどういった者かわかりやすいと思うので綴らせて頂きます。

実績:公式エリア戦中部エリア3位
公認cs(Champion shipの略)
優勝3回、準優勝4回、Best8以上8回

以上がデュエルマスターズでの自分の主な実績です。

また僕はチームに入りました。それがcloverです。
創設初期2021.2.28から入ってます。
出来上がったばかりでしたが、十分な調整環境が整っていました。メンバー同士で意見が聞き入られやすく、提案するとすぐさまフィードバックがされます。なので構築やプレイの研究が早くなっていると自負してます。

自己紹介が済んだので今回のミリオンカップに向けての調整録に移りたいと思います。
自分のどういった調整をしたのかの記録用でもあります。

環境予想

そもそも"環境予想"とはなんぞやという方もいるかもしれないのでわかりやすく説明します。

・環境予想とは
どういったデッキタイプが多いのか、そのデッキタイプでもどのような構築が多いのかを推察することです。
それを予想して、自分がそれらのデッキタイプに有利になるデッキタイプを持ち込む。そうすることで、勝ちに繋がりやすくなるので行います。
※あくまでも自分の見解なので人によっては定義づけが違うかもしれません。

なので初めに、環境予想をしていきたいと思います。

まずはデッキ単体性能での予想をしました。
※ここでのTier は流行りという意味しています。

じゃあ上位2デッキをそのままBO3に持ち込めるかって言ったら、話は違ってきます。
あくまでも2本先取。お互いの弱点保管ができてなかったりすることが多いので脳死で選ぶことはおすすめできません。

では次に組み合わせ予想に移ります。

これが自分が考えた予想です。
何故ロキサスと清浄の組み合わせが多いと思ったのかを説明します。

ロキサスと清浄の相互補完

お互いのデッキが明確な不利対面が少ないからなのと、苦手なタイプのデッキをお互いにカバーし合っているからです。これが大きな理由です。

その中で僕はこの組み合わせを持ち込みませんでした。
理由は2つです。
1つ目は、十分な調整時間が取れないからです。
この2つのデッキはプレイが相当要求されます。なので昨日今日の付け焼き刃ではミラーが最も多い上にカモられて負けるのがオチです。更にはプレイングミス1つで負けに繋がりかねないことがどのデッキよりも高いと思っています。
2つ目は、ラウンドが長いからです。
大型大会に出られたことがない人にはピンと来ないかもしれません。試合数が多くなると当然プレイの質だったり、集中力が落ちてくるものです。そうなると上記のようにプレイングミスが多発して負ける可能性も高くなります。例を挙げると、ロキサスでのリーサル場面に気づかない場合とか他にも色々あります。
以上の理由で自分は持ち込みませんでした。

自分の考え

少し話が逸れますが、自分の考えについてお話をさせていただきます。後述に繋がりますのでその方がいいかと思いました。

自分は少なくとも清浄は組み込ませてくるプレイヤーは多いのではないかと予想しました。なので清浄を2デッキで勝ち、他のデッキはある程度割り切る方向にしました。
そうすることによって、メタを清浄に寄せる構築にしやすいというメリットがあります。
他にも色々チームから意見が出ましたので書いていきます。

清浄を切って他のデッキに勝つ

さっきの自分の考えとは真逆ですね。これに該当する組み合わせがライドドラゴンとバアル、ロキサスとバアルですね。
自分としてはなかなかありだなぁと思いましたが、ネクロに対しての不安が拭えなかったのでやめました。

ロイヤルとネメシスでコントロール潰し

これは今のデッキタイプが後ろに寄ってるのが多いのでマッチしてる感じがしました。主に清浄やネクロに対して有利が取れてるのと地雷に近い感じなので初見殺しが効くからです。この対面を練習せずに勝てるプレイヤーはそんなに多くはないのでいいと思いました。

ざっと特徴的な意見がこんな感じでした。
やはり自分だけでは見えてこない選択肢だったので、これがチームに入ってるメリットのうちですね。

持ち込んだデッキ

これが自分の持ち込んだデッキです。

ネクロに関してはメタを寄せつつも、デッキパワーを落とさないように意識しました。

マリガンについては他の人が出してるので割愛

庭園ドラゴン

契×2 と助言×1のバランス

これについては調整段階で助言2枚で回していました。その時に助言Aで助言Bを引いても、助言Aで撃ったらせっかくの助言Bを捨てることが多々ありました。そこで契と散らすことでそのままのバリューを生かせることができました。また、契の利点が星灯で増やしたいカードを調節できるからです。痒いところに手が届いた配分になりました。

アイギスと星灯の採用

ここは最初はミニゼウス2枚入っており、禁忌の餌にしかならないことが多くて浮いていた枠でもありました。
禁忌の餌にした場合、そのカードはプレイできなくなるので打点の減少になるとが悩みでした。そんな中で星灯を採用すると引ききってしまった打点を軽く出来ますし、疾走札の追加ができるのが良かったです。主にイランツァが偉すぎて何枚も欲しいカードでした。回復、守護、疾走どれをとっても破格の性能。それを増やせるのは間違いなく優秀なのですが、序盤に来ても使いづらいので1枚。
アイギスは盤面を強固にしたり、見えづらい強さなのがいぶし銀ですね。

コール不採用

多分、真っ先に叩かれそうなやつです。理由と致しましては
1つ目、コールで禁忌確定サーチなのはいいのですが、サーチしたターンにppブーストが出来ない。
2つ目、禁忌が2枚来ても勝利に直結がしづらい。
結構単純なことですが、僕にとってはその枠は打点増強に当てたり禁忌の餌を増やすことが勝利に近づきやすいと思ったからです。
自分で言うのもなんですが、コール不採用やイランツァの枚数、契と助言の枚数配分は専用構築だと思ってます。他の人が使っても勝てる保証はありませんし、回しやすいとも限りません。

以上が庭園ドラゴンの解説です。

連携ネクロマンサー

2日前まで霊道にするか迷っていました。
連携の方が清浄を取るというコンセプトに合っていること。
また、デスブリは自分の好みで弾きました。
どうしてもデスブリの埋葬自体がご都合なのが最も大きいです。
プレイを煮詰めるには時間が足りなかった。というのは言い訳にはなりますが、練度の差が出るなら連携の方が構築に自分の好みを出せるしプレイがマシという判断に基づき連携にしました。

主な大会までの流れ


僕が大会まで行ってきた流れを書いていきます。

1.環境予想

2.デッキの選択
環境予想に基づきどれが最適なのかを見つける

3.構築をテンプレートからスタート
オーソドックスなものを見つけてデッキの内容を把握

4.枚数の微調整やプレイングを深める
回してて自分に合わなかったり、メタを合わせるために行う。
逆も然りで、微調整で整えた構築に自分がプレイを合わせる

5.各対面の立ち回り
プレイが7割くらい固まったら実際に数を回して有利不利、マリガンの基礎固めをする

あとは4と5の繰り返しをひたすらします。

最後に

結局、奮った結果は出せませんでしたが悔いが残らないようにそれぞれの時間を割いたつもりです。
あと1歩及ばずでしたが、そんなに遠くない1歩だと感じました。着実に勝ちにいけるようにしていきます。

投げ銭形式にしたいと思います。
ジュース代にしたいのでよろしけばお願いします

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