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殻の引っ越し? いいじゃない!

こんにちは。音海奏乃です。
いつも、記事を見てくださってありがとうございます。

今日もさわやかな空気に、ほんのりとキンモクセイの香りをエンジョイ中。
あなたの街でも、香り始めましたか?

さて、今回は短めの記事。
自分の殻を、ヤドカリの殻にたとえた、引っ越しのお話です。

およそ2か月前から、いろいろなことを考える時期が続いております。
その中でも、特に自分に関することは目を覆いたくなるくらい、あれこれと見つめなおすことになりました。

私は、「自分の殻を破って、変わらなきゃ」と思う傾向が強く、そのための努力が当然だと、思ってきました。

けれど、この時期を経て、「お引越しでもいいのでは?」と気づいたのです。

殻を破って変わる、というのは、卵から鳥のヒナが誕生するように、ダイナミックな印象。「すごい、見るからに変わってる!」というようなイメージがありました。

それを「あるべき変化の仕方」と思い込んでいたせいで、日々の小さな変化を見逃していたんです。

ある日、「前よりも、感情が安定してきたな」と思う時がありました。一緒に暮らしていたミニレッキスむぎさんが月に帰ってから、感情が不安定な日が多かったのに。

それは、「心の支えに出会った」からで、そこから「力をもらったから」なのですが、力をもらって「自分も、やってみようかな」と思うまで、そして行動するまでも、れっきとした「変化」なんですよね。

思い切り、力を込めて変わるよりも、少しずつ、変わっていく。
今を積み重ねていくやり方が、わかってきたのです。

今までの殻に、ふと違和感を抱いたとき。
「大きく変わらなきゃいけない」そう思うと、苦しくなります。
それよりも、「あ、あっちの殻はどうかな」くらいの気持ちで進む。
そのほうが、ゆっくりでも、確実に変わっていける。

……そんな気が、しています。

殻を、ちょっと変えたら、そこから新しい課題が見つかるかもしれません。
私も、今、一つずつ、丁寧に、課題と向き合っています。

変わりたい、その願いだけでは、変われないけれど、それが一歩。
変わらなきゃいけない、その思いでは、あなたが苦しくなる。

バランスってすごく難しいですが、こればかりは人によるので、あれこれ言えません。見聞きしたことが納得できるかは、あなたの経験が、必要だから。

難しくとらえすぎないで、そっと、となりの殻に引っ越す気持ちで。
ゆっくりと、進んでいければ、それだけで、景色が変わるかも。

という、殻に関する、お話でした。

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