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子どもが笑うのは親が笑えている証拠

早いもので、息子は生後3ヶ月になりました。

母という立場になるまで知らなかったのですが、子どもの予防接種は生後2ヶ月から始まります。種類が多いし、複数回打たないといけなくて。「え?もう打つの?この小さな体に?このワクチンは本当に必要なのだろうか、体に一気に異物を入れて大丈夫なのだろうか」って悩みに悩んで、結局予防接種をすることに決めました。(打つかどうかはいろんな意見があると思います)


1回目の予防接種は生後2ヶ月過ぎたころに終え、今回は2回目の予防接種でした。

私が出産した産院は産婦人科のみではなく、小児科もあります。息子がお腹にいたときからお世話になっている産院は安心感があるので、そちらで予防接種をすることに。

産院にて問診票を提出し、しばらくすると名前が呼ばれたので診察室へ。

先生を見た息子は徐々に上唇に力が入り、にこぉ、ニコニコニコニコ☺️って今から4本も注射を打たれるのに上機嫌。そんな息子を見て先生がこんな言葉を。

お母さん、上手に育児できてますね。よく笑ってくれますね。お母さんたちが笑って、たくさん話しかけてあげてるからですね。

嬉しさと、ほっとした気持ちが混ざり合って。
私、お母さんできてるんだなあって。

4本の注射を打たれた息子は大粒の涙を流して泣き叫んでいたのに車に乗せたらもう爆睡。よくがんばったねえ、強いねえと思いながら運転しているときにまた、さきほどの先生の言葉を思い出してすこーし涙が出てしまった帰り道でした。

少しずつ目が見えるようになって、笑うようになって、人間らしくなってきた息子。自分がどう接するかで、息子は嬉しい、楽しい、悲しいという感情を知る。あっという間に過ぎていく日々で、手探りの育児だけど息子がよく笑ってくれるということは、私も笑って育児できている証拠なんだなあと思えた日でした。

母になって3ヶ月。育児には少しずつ慣れてきたつもり。だけど、育児には正解がない。誰かに教わるものでもない。このままの育児でいいんだって、心が救われたような。

出産後の5日間、息子とふたりっきりの部屋で入院していたころの私が聞いたらもっと涙を流しただろうな。


小さな命を守るって大変。

人を育てるって簡単なことじゃない。

だけどきっと大丈夫。

これからも自己流育児で周りに甘えて、笑顔でいっぱいの毎日を過ごしたいと思います。




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