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育児に必要なのは成功論ではなく共感してくれる人

自治体が行う4ヶ月健診での出来事。

最近、息子がミルクをよく残すことを先生に相談した。

「まあ体重の増えは緩やかですね〜早めに離乳食をはじめてあげたらいいと思いますよ」と。

それから、アメリカではどうたらこうたら…。自分の子どもにもそのアメリカ式の子育てをしたと。

体重気にしたほうがいいのかな…。
やっぱりミルクを飲めてないからなのかな。
大丈夫かな…。


アメリカがどうのこうのという話は頭に入らず、なんだかモヤモヤした気持ちで帰宅することに。

それからの日々はミルクを残す息子を観察しては不安になる私。




一週間経過して、なんだかやっぱり心配だったので産院で診てもらうことにした。


「お母さん、ぜーんぜん大丈夫ですよ。ごきげんさんですし、ちゃんと体重増えてます。大丈夫です。身長もぐんぐん伸びてますね。ミルクを残すのは直母のときたくさん飲めているからだと思いますよ。上手に飲めてます。大丈夫です」と笑顔で言ってくれる先生。


はあ、よかった。ほっとした。

とてもとても安心した。


「息子の体調が悪いのかな?って思うと、なんだか調子悪そうに見えてしまって…。」と私が言うと、

「わかります。本当にわかります」と。


霧がかっていた心が晴れやかになった私は最近気になっていたことを、ぽんぽんぽんぽん先生に質問した。

この先生は時間を気にして流れるように一般論を言う先生じゃなかった。きちんと私の目を見て笑顔で答えてくれた。そんなことが嬉しくてたまらなかった。


多分、私は「大丈夫ですよ」という一言がずっと欲しかったのだ。


育児はきっと、メンタルが大事。

お母さんが笑うと子どもも笑う。

でも、お母さんは簡単に不安になる。

そんなときに聞きたいのは成功論じゃない。

簡単に悩みが解決しなくったっていい。

「そうだよね」ってわかってくれる人がいるだけでどれだけ心が救われることか。


一般論とか、こんな育児をして成功しましただなんていう話が自分の子どもに合うとは限らない。

不安なことも嬉しいことも誰かと共感して、いろんな人と一緒に育児をしていく母親でありたい。












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