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今井先生のnote「埋蔵主婦を発掘する!」を読んで

今井先生のnote
「埋蔵主婦を発掘する!」を読んでみた。


朗読作品を探しているときに先生のnoteから
「埋蔵主婦を発掘する!」を見つけた。


私がclubhouseで朗読させていただいてる
saita web 連載「漂うわたし」多賀麻希編 
朗読はこちら↓

このお話の挿絵を担当されている
ジョンジー敦子さんのお話が書かれていた。

このお話には、素敵な挿絵がたくさん載っていて、いろんな景色が浮かんでくるので読みやすい。ジョンジー敦子さんって名前も変わってるし、どんな方なのだろうと思っていた。

すると、先生のnoteの中の「埋蔵主婦を発掘する!」にジョンジー敦子さんの話が出てきた。


"埋蔵主婦"とは?
今井先生が作られた造語。



結婚や出産や子育てがきっかけで、家庭に入ってしまい、キャリア、スキル、アイデア気力が、社会に生かされずに封印したまま
静かに埋もれてしまった主婦のこと。


そして、合わせて読んでいただきたいのが
saita編集部、田中さんの書かれた
日本に埋もれている"埋蔵主婦"を発掘したいと
いうお話し。

こちらには「漂うわたし」の作成秘話が書かれています。
今井先生のママ友、ハーブ料理の連載を執筆されている小早川愛さんのお話や、ジョンジー敦子さんのお話も載っています↓

ハーブコンシェルジュ 小早川愛さんを書かれた
今井先生のnoteはこちら↓

小早川愛さんが書かれた

専業主婦→ハローワーク→時給1000円パート→ハーブ料理コンシェルジュですが『マツコの知らない世界』出演野望が止まりません。
のnoteはこちら↓


saita連載の「漂うわたし」は、3人の主人公それぞれのお話し。

アラフォーの女性3人と、彼女たちを取り巻く
社会、家族、同僚たちの迷い、揺れる心が描かれている。

saita オリジナル連載小説『漂うわたし』↓


3人の主人公の中で、私は多賀麻希編をclubhouseで読ませていただいている。
麻希さんに共感出来る部分が多かったので
このお話しを選択した。

連載小説『漂うわたし』多賀麻希の物語
記事一覧↓


さて、埋蔵主婦のお話。

今井先生の「埋蔵主婦を発掘する!」を読んで
いて、今井先生のお友達に「日経ウーマン」に
出た方が2人もいらっしゃるとは驚きだった。

私の周りにはもちろん「日経ウーマン」に
載るような友人は今のところいない。
いや、もしかしたら知らないだけ?
大体、ママ友とは子供の話しかしないので
彼女たちが独身時代にどんな仕事をしていたなんて知る由もない。


こうして結婚や出産で家庭に入ってしまい、独身時代にいろいろなことをやっていても、結局何も活かす事はできないまま、パート主婦をみんな
やっている。

私自身も、独身時代はロングヘアーをなびかせ
ながら(笑)頑張って働いてたつもり。

そうだ!!私も"埋蔵主婦"なんじゃないか…と
読んでいて思った。

だが、しかし…ここに出てくる"埋蔵主婦"は
独身時代にバリバリ働いていて、普通のOLでは
なく、キラキラしたキャリアを持たれた方。


ここにいる"埋蔵主婦"?(ワタシ)は
キラキラしたキャリアはない。
でも、私の周りにはこうして何も活かせないまま過ごしている方も多いのではないのだろうか?

特に昔は、結婚したら辞めるのが当たり前。
結婚退職をするというのが、幸せの象徴みたいな時代。

私は結婚後、すぐ家庭に入って苦手な家事だけに向き合うことが不安で、1年半ぐらい働き続けた。良くしてくれた上司が異動になり
私の状況は一変。女性が割と少ない職場の中で

「いつまで働くの?」
「子供は産まないの?」

ということを言われ続け、割と仲良くしていた
職場の男性達からは、話し掛けられることもなくなり、同じグループで座っていても、目の前の席はプリンター、隣の席は資料置き場。
周りに話し掛けることもしづらくなり
仕事も振ってもらえないという…とんでもない
環境になり、居心地が悪くなったので耐えきれずに辞めてしまった。

結婚する前にバブルも弾け、リストラの嵐の中…。派遣社員で特に何も出来ない私が、必死に切られずに職場に残り続けられたことは奇跡で、当時の良くしてくれた上司には本当に感謝しかない。

結婚後の上司からは、仕事を与えず無視されるという…かなりキツい仕打ちを受けたが。

一度仕事を辞めてしまうと
なかなか社会への復帰は難しい。
今と違って働き続けると言うのは難しい時代。
一度そのレールから降りると、戻るのは本当に大変だ。

何の資格もなく、派遣社員として働いていた私は事務員ではなかったので、パソコンのスキルも持っていない。

4年前に、何でもいいから社会に出てみよう!とパートで働いてみたが、コロナ禍になり辞めてしまった。

その仕事は、特に興味のある仕事ではなかった。
毎回行くたびに、こういう仕事がしたかったわけじゃないんだよね…とモヤモヤしながら2年続けた。

結婚前は、時給1770円で働いていたが
23年後の社会復帰はパートとして1050円の
スタート。

辞めたら今度こそ何かやりたいことを見つけて
働こう!!
そんな風に思っていたのに、あれから2年。
何がやりたいのか、どんなことなら自分に出来るのか?まだ迷走している。

どんな人でも"埋蔵主婦"になれるのだろうか?笑

寝る間を惜しんで、人の応援は出来るが
自分のことは何も思いつかない。
なんなら、埋蔵主婦を探すことは私にも
出来そうだ。

資格の勉強が大好きで、パートでしっかり働き
子供の学費を稼ぎながら、貯めたお金で色んな
資格を取っても、何も活用していない友人もいる。

学歴も資格もない、私はそんな普通の主婦だが「なーんだ私も"埋蔵主婦"だったんじゃない〜」なんて…

そんなことを自分で言える日が来ることを
かすかに祈りながら、今日もせっせと誰かの
応援に励む(笑)


2023.2.13

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