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ハワイでお金を稼ぐということ

2020年にパン屋に転職し、最初のお給料をもらいました。

ハワイでは2週間おきに、

・チェック(小切手)

・ダイレクトデポジット(銀行振込)

でお給料を発行する会社がほとんどだと聞きます。


2020年1月13日にジョインしたので、1月上半期は実働3日となります。明細はこんな感じ。

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上から順番に説明すると

◆最初の1ヶ月は研修中のため時給13ドル(約1,540円)

◆3日で23.83時間働いたので、309.79ドルの基本収入

◆ありがたいことにうちのお店は、キャッシャーだけではなくキッチンメンバーも"チップ"をもらえます。クレジットカードで支払ったお客さんのチップを働いた時間でみんなで山分けし、私の取り分は108ドル。

◆そこからソーシャルセキュリティや健康保険などが48.68ドル引かれて、手取りが369.11ドル(約40,615円)

◆あとは、現金で支払ったお客さんのチップもみんなで山分けするので、それが30ドルでした。

◆私の3日間約24時間の労働の結果は399.11ドル(約43,916円)


週休2日・毎日8時間ずつ働いているので、1ヶ月の手取りは約3,033ドル(約33万3,412円)ほどになる予定でしょうか。


この明細を見たときの感想は

◇チップが無ければ、マジでやばかったw

時給も制度も何も聞かずに、「ハワイで一番いいパティスリーで働きたい!」と転職し、時給13ドルスタートを聞いた時は、かなり焦りました(完全に自分のせいw)

時給13ドルだと、1ヶ月の手取りが約2000ドル(約22万2,274円)ほどになり、ハワイで暮らしていくのは正直辛いです。

というのもうちの家賃が1200ドル(約13万2044円)なので、家賃払うために毎日働いてるような感じになりますw いいコンドミニアムに住んでるわけでもなく、ワイキキのど真ん中に住んで立地が特別なわけでもなく、何の変哲も無い日本でいう1LDKの普通の部屋です。それくらいハワイの物価がとにかく高い。食べ物の高さにも毎回殺意が湧くレベルです。


◇チップが全体の1/3!!!

13ドルの時給に落ち込んだあと、うちの店はキッチンメンバーもチップがもらえることを知り、一気にハッピーに!w

チップは、キャッシャーやサーバーなど接客を担当する従業員だけで山分けする店もあれば、うちの店のように全従業員で平等に山分けする店もあります。

額面ですが、基本収入の309.79ドルに対して、チップは合計138ドルと全体の1/3を占めます!これは本当にでかい・・・。忙しい店でよかった、そしてお客さんたちありがとう!

これはキッチン側にとってもかなりモチベーションです。忙しくなって生産量が増えるとイラつくでしょ?と思っていたけどw、チップに反映されるなら頑張れる。そしてもっと良いもの焼こうって気持ちが芽生える。単なる時給ではなく、自分たちの仕事への目に見える評価、に昇華した瞬間です。そうか、これがチップか・・・!


チップ様様です。大好き!ありがとう!!

自分にも誓った、良いサービス・良い体験を受けたら、それに見合ったチップを払おうと。それがそのビジネスや、そこで働く人たちの暮らしをサポートできるのだから。

まはろ〜!

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