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フランスと日本の2つの国とイギリスを加えた3つの文化で生活。拠点は、フランス・ノルマン…

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フランスと日本の2つの国とイギリスを加えた3つの文化で生活。拠点は、フランス・ノルマンディー。イギリスでは、ウェールズに在住。 幾何学(ジオメトリー)を中心にリベラル・アーツの概念で執筆中! https://frenchkankan.com/

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記事一覧

フランスの巨石、えっ?こんな所にドルメンが!

「マネ・ケリオネ」(Les dolmens de Mané Kerioned) は、 ブルターニュ地方のカルナックにあるドルメン、 ここには、3つの回廊式ドルメンがあります。 しかし、この場…

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1か月前
18

フランスの秘密 1,618 と書かれている聖杯の教会

フランス・ブルターニュ地方に、 アーサー王物語で有名なブロセリアンドの森があり、 そこに、「聖杯の教会」があります。 この教会には、秘密がたくさん隠されていて、 …

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1か月前
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フランスのパティシエが素晴らしい!

ノルマンディーは、やはりパリとは違い, カリスマ・パティシエが少ないのが現実です…。 ノルマンディーの小さな町に行くと、ケーキ屋は一軒しかなく、 ”ここしかない…

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1か月前
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フランス・アーサー王伝説の森に ”円卓の騎士”

叙事詩『アーサー王伝説』の中で、 ”円卓の騎士” が登場しますが、 この円卓の騎士の場面が、フランス・ブルターニュ地方にある 「アーサー王伝説の森ブロセリアンド」…

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2か月前
18

フランス・ノルマンディの海岸に?!アザラシが…

ノルマンディーの海岸にアザラシがいることをご存知ですか? 実は、1980年代、オルヌ河口でアザラシが数日間目撃されて以来、 アザラシの群れが、定期的に訪れています。…

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2か月前
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審査で試食する量にびっくり!フランス最優秀ベーカリー

フランスのテレビ番組で「La Meilleure Boulangerie de France」 という番組があります。 フランスの最優秀ベーカリーを決める番組です。 各地元に密着した番組なので、…

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2か月前
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フランスのノルマンディーにある「熱気球のお城」

ノルマンディーにある熱気球のお城「Château de Balleroy バルロワ城」へ 行ってきました。 熱気球に、一度は乗ってみたいと思いますが、 飛んでいる熱気球を眺めている…

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2か月前
16

フランスで大人気!ルバーブのタルト

私の住むノルマンディー地方とアルザス地方の家庭菜園でおなじみのルバーブは、 緑と赤色の茎を食べる植物です。 なので、Rhubarbe(ルバーブ)の語源は、 「茎」を意味…

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5か月前
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ゴールデンウィークにお勧め!奈良県明日香村

今年、3月に日本旅行しましたが、 行って感動した旅行先は、 奈良県の明日香村にある古墳巡りでした。 ゴールデンウィークの旅行先が、まだ決まっていない方に、 お勧…

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5か月前
13

フランス風キャロットケーキのレシピ

ヘルシーなケーキが食べたくて、 キャロットケーキを作りました。 以前も、一度レシピを投稿した事があります。 例えば、キャロットケーキの生地は、 シフォンケーキの…

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5か月前
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パリの有名店よりスゴイ!「湖月堂」

おやつタイムに、甘味処「喫茶去 きっさこ」という、 栗専門店「湖月堂」が経営する、 行列のできるカフェへ行きました。 和風カフェ「喫茶去」 正月の祝儀にも使われ…

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6か月前
26

これが、フランスのウィンナーコーヒーです。

今回、おやつを兼ねて女子会して来ました。 そこで、ウィンナーコーヒーを注文。 えっ、出てきた山盛りのホイップクリームのウィンナーコーヒーにビックリ! 一瞬、カロ…

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7か月前
19

超しずか!パリ・モンマルトルの裏を旅してみませんか?

パリのモンマルトルを旅して来ました。 今回は、観光ガイドBookに記載されていない、 奥深い旅になるように、徒歩で旅できるコースを作って、 モンマルトルを楽しんで来…

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7か月前
16

朝のむくみ取りに、手作り「いちじくパン」

スーパーなどで売られているパンは、 ガンのリスクがある超加工食品。 なので、時間があれば、節約に繋がることから、 なるべく手作りパンを作るようにしています。 今…

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7か月前
19

フランスで人気の伝統行事、ガレット・デ・ロワと王冠

2024年1月6日(土)は、エピファニー(公現祭)の日でした。 私は、仕事をしていたので、日曜日に家族を招いて「ガレット・デ・ロワ」を いただきました。 ガレット・デ…

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9か月前
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物価高騰の今だからお勧めしたい、フランス発信!話題のオーガニック・コスメ

フランスで生まれた、認定オーガニック・コスメ「Avril アヴリル」をご存知ですか? 今回、高校生の姪たちに、クリスマスプレゼントとして、アヴリルの商品を選びました。…

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10か月前
18

フランスの巨石、えっ?こんな所にドルメンが!

「マネ・ケリオネ」(Les dolmens de Mané Kerioned) は、 ブルターニュ地方のカルナックにあるドルメン、 ここには、3つの回廊式ドルメンがあります。 しかし、この場所に着くと、2つのドルメンしか見えません。 実は、もう一つのドルメンは、階段を降りて、 地下トンネルに入っていくかたちのドルメンなのです。 発掘調査では、磨製石斧、火打石片、紡錘形旋盤2個、陶磁器が発見されています。 マネ・ケリオネ この3つのドルメンの2つは互いに平行で、

フランスの秘密 1,618 と書かれている聖杯の教会

フランス・ブルターニュ地方に、 アーサー王物語で有名なブロセリアンドの森があり、 そこに、「聖杯の教会」があります。 この教会には、秘密がたくさん隠されていて、 興味深い教会なのです。 今回は、その一つを紹介します。 教会の奥の裏に1,618 昔の入り口だった場所に、”1,618”と書かれています。 現在は、入り口が変わったため、この”秘密の数字”を 見逃している人が多くいます。 残念です…。 この数字は、「黄金比」 この教会は、黄金比が使われており、

フランスのパティシエが素晴らしい!

ノルマンディーは、やはりパリとは違い, カリスマ・パティシエが少ないのが現実です…。 ノルマンディーの小さな町に行くと、ケーキ屋は一軒しかなく、 ”ここしかないから”と言う理由で、 町民たちは、「まずい、高い」など、文句を言いながらも、 そのお店で、ケーキを購入するので、 ケーキ屋は、頑張らなくても利益があることから、ひどい店もあります。 そんな中、すごく探して、素晴らしいパティシエに出会いました。 Poppa petits gâteaux パティシエ・アン

フランス・アーサー王伝説の森に ”円卓の騎士”

叙事詩『アーサー王伝説』の中で、 ”円卓の騎士” が登場しますが、 この円卓の騎士の場面が、フランス・ブルターニュ地方にある 「アーサー王伝説の森ブロセリアンド」のネアン・シュル・イヴェルの町に 再現されているので、見に行って来ました。 円卓の騎士 アーサー王の近臣として強い忠誠と気高き騎士道精神を誓った戦士たちで、 つねに12人の席が用意され、 キャメロットの城にある円卓を囲んだことに由来しています。 有名な騎士はランスロット、ガウェイン、パーシヴァル、トリ

フランス・ノルマンディの海岸に?!アザラシが…

ノルマンディーの海岸にアザラシがいることをご存知ですか? 実は、1980年代、オルヌ河口でアザラシが数日間目撃されて以来、 アザラシの群れが、定期的に訪れています。 ノルマンディーの海岸の生息する食用の草とアザラシ 2024年6月末、オルヌ湾のサレネル(カルヴァドス)で、 アザラシの赤ちゃんが誕生しました! 2014年にオルヌ河口にアザラシが戻って以来、 初めてメスがこの場所で出産したとのこと。 現地で、このアザラシを監視しているノルマンディー哺乳類学グループ

審査で試食する量にびっくり!フランス最優秀ベーカリー

フランスのテレビ番組で「La Meilleure Boulangerie de France」 という番組があります。 フランスの最優秀ベーカリーを決める番組です。 各地元に密着した番組なので、よく見ています。 今年は、バスク地方のアングレにある「メゾン・ゴーティエ」の ルシアンとアダムのバスク人コンビが、 フランス最優秀ベーカリーの栄冠に輝きました。 Adresse : 26 Av. de la Chambre d'Amour, 64600 Anglet

フランスのノルマンディーにある「熱気球のお城」

ノルマンディーにある熱気球のお城「Château de Balleroy バルロワ城」へ 行ってきました。 熱気球に、一度は乗ってみたいと思いますが、 飛んでいる熱気球を眺めている方が好きな私…。 Château de Balleroy バルロワ城 アメリカの経済誌「フォーブス」の創始者の息子、マルコム・フォーブスが所有していたお城です。 熱気球が大好きだった彼は、フランス・ノルマンディーにある、 このお城を購入し、熱気球のお城にします。 城内は、ガイド付きで見所

フランスで大人気!ルバーブのタルト

私の住むノルマンディー地方とアルザス地方の家庭菜園でおなじみのルバーブは、 緑と赤色の茎を食べる植物です。 なので、Rhubarbe(ルバーブ)の語源は、 「茎」を意味するラテン語のRhuに由来しています。 手がかからず、どんどん育ってくれる植物なので、 うちの庭にも、たくさん植えています。 ルバーブの豆知識 ルバーブの酸味を生かしてジャムやタルトにして食べますが、 果物ではなく野菜と考えられています。 野菜で作るスイーツは、ヘルシーな印象があり、 ”甘い

ゴールデンウィークにお勧め!奈良県明日香村

今年、3月に日本旅行しましたが、 行って感動した旅行先は、 奈良県の明日香村にある古墳巡りでした。 ゴールデンウィークの旅行先が、まだ決まっていない方に、 お勧めします。 今流行りの古民家が素敵な明日香村 えっ!古墳巡り…と思われるでしょうが、見どころがたくさんあり、 移動には、電動自転車をレンタルするなど、健康的に旅行できるのです。 屋外の古墳は、自然を満喫でき、 ゴールデンウィークの混雑など気にすることなく、 ノーストレス!で、旅行できること間違いなし

フランス風キャロットケーキのレシピ

ヘルシーなケーキが食べたくて、 キャロットケーキを作りました。 以前も、一度レシピを投稿した事があります。 例えば、キャロットケーキの生地は、 シフォンケーキのようなふわふわキャロットケーキから、 パウンドケーキのようなずっしりキャロットケーキまで、 様々なキャロットケーキがあり、 また、たくさんのレシピが存在するので奥深いのです。 今回も、また違うレシピを紹介します。 ヘルシーなキャロットケーキ キャロットは、βカロテンが豊富で有名な野菜です。 βカロ

パリの有名店よりスゴイ!「湖月堂」

おやつタイムに、甘味処「喫茶去 きっさこ」という、 栗専門店「湖月堂」が経営する、 行列のできるカフェへ行きました。 和風カフェ「喫茶去」 正月の祝儀にも使われる、縁起がよいといわれた勝栗を饅頭の中に入れた 栗饅頭で有名な「湖月堂」ですが、 他にも、渋皮つきの栗を丸ごと一つ包みこんだ”一つ栗”も人気だそうで、 栗菓子の専門店です。 喫茶去では、スイーツだけではなく、食事することもできます。 パリの栗スイーツ専門店「アンジェリーナ」よりスゴイ! 今回、湖月堂

これが、フランスのウィンナーコーヒーです。

今回、おやつを兼ねて女子会して来ました。 そこで、ウィンナーコーヒーを注文。 えっ、出てきた山盛りのホイップクリームのウィンナーコーヒーにビックリ! 一瞬、カロリーが気になりましたが、 軽いホイップクリームで飲みやすく、注文してよかったと思った一品でした。 フランスのウィンナーコーヒーは、これ! 私のイメージでは、コーヒーの上にホイップクリームを浮かべたものが、 「ウィンナーコーヒー」だと思っています。 オーストリアのウィーン発祥とされるコーヒーの飲み方の一つ

超しずか!パリ・モンマルトルの裏を旅してみませんか?

パリのモンマルトルを旅して来ました。 今回は、観光ガイドBookに記載されていない、 奥深い旅になるように、徒歩で旅できるコースを作って、 モンマルトルを楽しんで来ました。 超しずか!パリ・モンマルトル裏旅 詳しくは、上記動画をご覧下さい。 絶景を楽しめる旅 上記写真の正面に見えるのは、ノートルダム・ド・ロレット教会ですが、 よ〜く見ると…、 この教会の右後ろに、サクレクール寺院が見えるのです! 距離が離れているのに、この絶景!!! 知る人ぞ知る風景なの

朝のむくみ取りに、手作り「いちじくパン」

スーパーなどで売られているパンは、 ガンのリスクがある超加工食品。 なので、時間があれば、節約に繋がることから、 なるべく手作りパンを作るようにしています。 今回は、朝食に合うパンと言うことで、 朝、むくみやすい体質の人にオススメ! いちじくを入れたパンを作りました。 朝食に摂取したい!いちじくとその栄養 いちじくは果物の中でもカリウムを豊富に含んでいます。 カリウムはミネラルの一種、 このカリウムは、体内の余分な塩分や水分を排出するデトックス効果があり、

フランスで人気の伝統行事、ガレット・デ・ロワと王冠

2024年1月6日(土)は、エピファニー(公現祭)の日でした。 私は、仕事をしていたので、日曜日に家族を招いて「ガレット・デ・ロワ」を いただきました。 ガレット・デ・ロワ 今年のガレット・デ・ロワは、スイート・レモンとチョコレート・ジャンデュジャの爽やかな風味のガレット・デ・ロワを選びました。 生地もサクサクしていて、重くなく オリジナルな味で、美味しかったです。 逃した王冠... ガレット・デ・ロワは、三賢者がベツレヘムに到着したことを記念するキリスト教の

物価高騰の今だからお勧めしたい、フランス発信!話題のオーガニック・コスメ

フランスで生まれた、認定オーガニック・コスメ「Avril アヴリル」をご存知ですか? 今回、高校生の姪たちに、クリスマスプレゼントとして、アヴリルの商品を選びました。 2012年に誕生した、フランスのブランドです。 Alexis Dhellemmes氏は、多くの客がオーガニック化粧品を使いたいと思っているが、 価格が高いことが問題となっていることに気づき、 マーケティング・コストをほとんど省くことで、 高品質のオーガニック商品を低価格で提供することに成功したのです