わらび

ほんとうの気持ちの吐露。社会人3年目

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ほんとうの気持ちの吐露。社会人3年目

最近の記事

苦しくて、辞めてしまいたいなら、別にそれでもいい。

7月末、仕事を辞めた。 社長が1代で作り上げた会社。その船に乗りたいと思っていなかったのに、就活という流れにのまれ、君はどの船に乗りたいのか、と選択をせまられた。そして船はおととしの春、出航してしまった。わたしは本当はどこに行きたかったんだろうか。 ”コロナの影響だってあるのに今職を失うわけにはいかない” ”親が心配する” ”辞めたいっていうことは悪いこと” ”自分は甘えているのだ” 決断するのは怖かった。だって、任された仕事をこなして収入を得るという毎日を手放す

    • 酔いから始まる、恋

      わたしを振り返る。 ただ、それなりに成績もよく、優等生だった中学時代。 親にとってわたしは自慢の娘で、わたしもそれが誇らしかった。 だけど勉強は「好き」ではなかった。やればできたし褒められるからやっていたけど、何かを知りたいだとか、何かを学びたいと思ってやっていたわけではない。 いつの間にか、他人の期待に応えようとするのが当たり前になって、自分の存在価値を他人からの評価で図るようになってしまった。 所属するグループも、恋人も、バイトも。 いつしかわたしは、「こう見えてほ

      • それって、人生じゃだめなの?

        最近、家にいるとき、仕事をしていないときは、もっぱらどうぶつの森をやっているわたし。 「今日はヤマメが釣れたよ」「いまあさりでまき餌をつくっているんだ」「どうしても行きたい離島があるの」 あまり興味のなさそうな友人Aに、ひたすら自分の島の近況を報告するわたしは、想像以上に楽しそうなんだとか。 これをやったらおうちは大きくなる、でもやらなくてもいい。 この時期にはこんな魚が釣れる、でも釣りなんかしなくてもいい。 お金がほしかったら、木の実を売ってもいいし、魚を釣って

        • いまになって、もう一度したいこと

          昔好きだったもの、今も好きなもの。 だけど、みんなに「すき」と堂々といえないもの。 純粋に好きな気持ちに、まわりの人がどう思うかなんて関係ないのに いつの間にか「これが好きだと思われたくない」が先行する。 わたしの場合は多分、中学生くらいから。 本当に好きなものを見失ってしまう。それにすら気がつかない。 誰も見ていなくてもいい、知らなくてもいい。共感しなくたっていい。 だけど、自分だけは自分のこと、知っていてあげたいと思うから。 「こう見られたい」から解放された

        苦しくて、辞めてしまいたいなら、別にそれでもいい。