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ねこ会計を考える

やわらかめのエントリです。

今日も順調に業務妨害してくれる我が家のねこですが、ふとこいつを財務諸表で表現するとどうなるのかな、てことで思考実験してみます。「ねこ財務諸表」とでも呼びましょうか。※画像はイメージです

まず、そもそもねこ財務諸表を作成したととして、誰に対して報告するためのものなのかと考えてしまいますが、不特定多数の投資家ということはなさそうなのでとりあえず「飼い主」としておきましょうか。株主一名。

ねこ損益計算書の内訳

収益:なし

どこかのコンテストで賞でもとらないかぎり、貨幣的にはありません。まあ精神的価値があるものとしても貨幣的には表現できないですね。

費用: ごはん、トイレ代、病院代など

安くはないですが、確実に支出が発生します。よって、費用はそのまま「損失」になるのですが、対応する収益が(非貨幣的ではありますが)相殺して余りあるので全く問題ないかと。

ねこ貸借対照表の内訳

資産: ねこ本体

ここで悩むのが、果たして「「有形固定資産、耐用年数10-20年、変動あり」と考えるのか、「生物資産」と考えるのかですが、生物資産の耐用年数表は牛馬といったものばかりで当然のごとく犬や猫はありません。

参考:生物資産の耐用年数

https://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/07/07_06_04.htm

負債: なし

よほど超高級でないかぎり借金してねこを買うということもないと思うので、ここではないものとします。

純資産: ねこ本体

なんのことはない、B/Sで表現されるのはねこそのものでありました。

なんだかオフバランス項目ばかりになってさっぱりな感じですが、ねこに貨幣的価値を求めてはいけないということなのかもしれません。

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