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私がこの世界を嫌悪している理由は・・・

2024年8月13日 9:00

私がこの世界を嫌悪している理由は・・・


この世界が「飼い慣らされた世界」だからだ。

例えば、うちの親の世代の人たちは、のべつテレビを見ている。

見ているという意識もなく、BGM代わりにつけている。

同居している家族にとっては「ノイズの垂れ流し」でしかない。

しかもやっている番組は大概くだらない。

お笑いの独占企業のYの芸人のコントや高校野球。

オリンピックもそうだが、アナウンサーの大袈裟な賞賛、「やりました日本!」みたいな演出。80年ぐらい前に、第二次世界大戦時、英米開戦時の威勢のいいアナウンサーのわざとらしい煽り中継そっくりだ。(80年前のことはリアルタイムでは知らないが、何となく当時のフィルム映像のアナウンサーの口調はどこかの独裁国家の煽り口調と似ていた)

郷土愛とか祖国愛を掻き立てて、奮い立たせてアドレナリンを放出させて・・・そしてどこに向かう?・・・いや、どこに向かわせようとしているのか?


スマホ依存症は、脳を収縮させるという。

昔はテレビ依存症で今はスマホ依存症とかSNS依存症?

今の若い子は、わからないことがあると、大抵、スマホで検索する。そして情報を得たり確認したりしている。

つまり、主要な宣伝媒体が、テレビからスマホ、インターネットの世界に移行しているというわけである。

必然的に・・・

ジャーナリズムの優位性が弱まりマーケティングの優位性が高まった。

WEBマーケティング、SEOやらブランディングやらペルソナやらWordPress
やら・・・個人の情報発信業が重視される時代になった。

それらのツールや概念の使用法解説が流通するような便利な時代にもなった。


しかし、だから人々が賢くなった、飼い慣らされた存在から脱皮しつつあるというわけではない(その面もあるのだが)

副業や個人事業で「社畜解放」を目指すにしても学ぶことがかなり多い。
そして落とし穴も多い。
誰でもが簡単に・・・というわけにいかない。

私たちは、「飼い慣らされた家畜」から解放された「自由な意思と思考を持った個体」として生きるためには二重三重の妨害ネットを切り裂いて脱出しなければないらない。

「検索上位に表示されねば、存在も認められない」→ (それがいつしかネット社会では、「存在価値もない」に変換されてしまう)

※WEBマーケティング的には、「認知されないと収益化に繋がらない」からなのだが・・・

お金がものをいう世界なのに、お金の流通に変なバイアスがかかっているのが、この「飼い慣らされた世界」の特徴である。
いや、「飼い慣らすために」そうしたのだろう。

例えば、引いて世界の構図を見れば、「某国の戦争をA国が裏で煽り、武器輸出で稼ぐ。そのための兵器生産資金はJ国の消費税が使われている。あるいは、某宗教団体の献金が。あるいは、30年間上がらない労働者の賃金が、某国の戦争資金に使われている」
ゾッとする世界だが、この辺りの理解が当たらずとも遠からずといったところだろう。

戦争経済。この経済世界は戦争と無縁ではない。
それは今の兵器がAIで動いていることとAIやロボット産業、半導体工場などが日本で活性化している構図を見れば・・・・

しかし、この「飼い慣らされた世界」で人々はなんと互いを思いやり、助け合い、そして存在を慈しんで生きていることだろう!

それはまるで、奴隷社会の底辺の一番キツイ層で、教えられてもいないのに人々が愛を実践しているようなものだ。

この嫌悪すべき理不尽で埋め尽くされた世界で、人々はどれだけ飼い慣らされても〈天性の愛〉を失っていない。

私は、愛を知るために、この理不尽な世界を学習しているのだろうか?


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