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米国こぼれ話:フロリダのWithコロナ

米国こぼれ話:フロリダのWithコロナ

クリニック再開して、あっという間に一ヶ月が過ぎました。

再開直後は、いつまた感染増加や再規制で強制クローズになるかとか、また積極的に患者の方を呼び込むことはビジネス的にも感染上でもリスクがあるため、特に宣伝もせず、ひっそりクリニックを再オープンして、とりあえず慣らし的に様子をみることにしました。

4部屋あるので一度に3-4人の方を施術できるのですが、規制と自分的なキャパも考えて、30分おきに一

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米国こぼれ話:お仕事再開はこんな姿

米国こぼれ話:お仕事再開はこんな姿

すっかり5月が終わろうとしています。

それとともにコロナ外出規制が解けて
6月の訪れとともに経済再開第一ステージが始まります。

偶然ながら、日本でも私が住むエリアでも似たタイミングになりました。
第二波まで余談を許さないものの、
少し希望がみえた感じですね。

そしてすっかりNote更新ご無沙汰していました。。。
ごめんなさい。

実は、パソコンと携帯のダブルトラブルが発生していたところに

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新型コロナ時代こそ漢方(10) 実は存在しているコロナ治療薬はコレ、中国政府が認めた「清肺排毒湯」その3

新型コロナ時代こそ漢方(10) 実は存在しているコロナ治療薬はコレ、中国政府が認めた「清肺排毒湯」その3


日本初!「清肺排毒湯」の材料ごとの効能とは
では、「清肺排毒湯」の全原料である、21種類の生薬のひとつひとつについて、説明していきます。

本記事のような生薬別の解説は、この記事を書いている5月1日時点で、おそらく日本語では初めての試みだと思います。

2月上旬に「清肺排毒湯」が発表されていますが、ウェブ上では生薬別の情報まで掘り下げた記事はなく、3月以降に日本感染学会などで発表済みの論文や中国

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米国こぼれ話:「〇〇リレー」が花盛り

米国こぼれ話:「〇〇リレー」が花盛り

SNS、特に最近のフェイスブックで
「〇〇リレー」とか題して

自分のお気に入り音楽アルバムや
愛読書7選とか10選とか12選とか(!)
連日一つずつ自分のタイムラインに上げては

これまた連日
つながっているお友達にバトン渡して
同じことやってもらう、
っていうのが流行ってますよね。

英語だと「〇〇チャレンジ(Challenge)」
っていうんですけど、
はい、アメリカでも流行ってます(笑)

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新型コロナ時代こそ漢方(9) 実は存在しているコロナ治療薬はコレ、中国政府が認めた「清肺排毒湯」その2

新型コロナ時代こそ漢方(9) 実は存在しているコロナ治療薬はコレ、中国政府が認めた「清肺排毒湯」その2

なるか?日本やアメリカのコロナ漢方治療「清肺排毒湯」をはじめとする漢方の効果は、日本でも東洋医学のみならず一般の医療関係者にも徐々にではありますが、知られるようになってきている印象です。

4月の感染拡大局面に入ると、日本感染症学会や日本医事新報など、西洋医療エキスパートの意見交換の公の場において、日本での新型コロナウイルス対策に漢方治療を取り入れる提案が繰り返されるようになってきました。

とか

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新型コロナ時代こそ漢方(8) 実は存在しているコロナ治療薬はコレ、中国政府が認めた「清肺排毒湯」その1

新型コロナ時代こそ漢方(8) 実は存在しているコロナ治療薬はコレ、中国政府が認めた「清肺排毒湯」その1

これだけで90%が早く回復!「清肺排毒湯」とは今回のコロナ大流行で、中国では、漢方(=中医薬)など、中国伝統医学の治療方法も新型コロナの対応に使われている、といったニュースは耳にされたことがあるかと思います。

中国といえど、西洋医学の治療が主流を占めています。しかし1月27日に新型コロナウイルスに有効な方剤(漢方処方)の開発を緊急指示、漢方に知識のない医療スタッフも使用ができる処方、「清肺排毒湯

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新型コロナ時代こそ漢方(7) くわしすぎ!これが中国の新型コロナ完全医療マニュアル

新型コロナ時代こそ漢方(7) くわしすぎ!これが中国の新型コロナ完全医療マニュアル


なぜか知られていない「新型コロナウイルス感染症対策ハンドブック」60ページ超、日本語版も

前々回の記事で、Noteを始めたかった理由を述べました。それは中国という新型コロナの先駆者が、経験に基づくたくさんの知識を2月には世界へむけて発信していたのに、どこの国にもいきわたった形跡がなかったからです。専門家にも、一般レベルにも。

そういった情報の出所は、政府や主な病院、有名な指導家など多岐にわた

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新型コロナ時代こそ漢方(6)コロナ対策漢方の「説明」の「トリセツ」

新型コロナ時代こそ漢方(6)コロナ対策漢方の「説明」の「トリセツ」

葛藤、トリセツ、そして見切り発車続きです。

前回の記事では、どの漢方が使えるのか、という情報をできるだけ早く出そうとしても、うまく納得いく文章にならず、伝え方を決めるのに苦労したというお話をしました。

実は一種類ならこれでがコロナ対策になります!という漢方処方があるにはあるのです。

ただその処方は日本では手に入りにくいため、掘り下げてお伝えする必要があります。またこの記事を読んでくださってい

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新型コロナ時代こそ漢方(5)きっかけと次回予告、お待たせしました

新型コロナ時代こそ漢方(5)きっかけと次回予告、お待たせしました

Noteを始めた背景Noteでブログを書こうと思い立ったのは、新型コロナに対する対策が各国であまりにも後ろ倒しになっているのを見たからでした。

せめて故郷の日本の東洋医学に理解のある人達だけにでも、私の知識をシェアすることで発症や症状の悪化などの緩和に貢献することはできないかな、と考えだしたのが発端です。

最初の記事にも書いた通り、東洋医学士として医療情報アクセスがあるおかげで、震源地である中

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米国こぼれ話:コロナ時代の家事inアメリカ②便利なスーパー宅配もアマゾンで

米国こぼれ話:コロナ時代の家事inアメリカ②便利なスーパー宅配もアマゾンで

アメリカでもパニック買いフロリダ州に住んでいますが、市や群などの地域の外出制限は早く、私が住む町では3月22日から発令されていました。その一週間前から小中高および大学の休校が始まっていたこともあり、小学生の娘のいる私の上司は発令数日前の20日に治療院を自主休業しました。

その前から患者さん達もぼちぼち足が遠のき始めてはいましたが、のんびりした土地柄、ぎりぎりまで全く関係ないように振舞う方は多かっ

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米国こぼれ話:コロナ時代の家事inアメリカ①洗濯がおでかけな日々

米国こぼれ話:コロナ時代の家事inアメリカ①洗濯がおでかけな日々

マンション内もソーシャルディスタンス私自身、最後に外出したのは3月19日でした。外出自粛を始めてからほぼ一ヶ月たったことになります。

コンドミニアム暮らし(日本のマンションに相当)ですが、週に一度ほど一階の郵便受けに郵便物を取りに行くか、同じフロアにある共同の洗濯ルームで洗濯する以外、自宅の部屋から出ていません。

日本と異なり、アメリカのアパートやマンション内では水漏れや騒音を理由に各戸ごとに

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新型コロナ時代こそ漢方(4)コロナ対策は真逆?! 西洋医学 vs 東洋医学②

新型コロナ時代こそ漢方(4)コロナ対策は真逆?! 西洋医学 vs 東洋医学②

とりあえずできることって?東洋医学の場合それでは東洋医学の場合です。

例えば明日起きてみたら、突然熱、咳、吐き気、だるさ、などの風邪症状のいずれかがでてるところを想像してみてください。

まず新型コロナかインフルエンザかだろうか、と慌てますよね。

人的接触や症状の心当たりや検査がない限り、まずわからないですよね。

そしてどちらにしても、新型コロナ流行中の今、軽症の段階で病院に出向いたところで

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米国こぼれ話:一人13万円の助成金

米国こぼれ話:一人13万円の助成金

時々閑話休題的に、アメリカ生活にまつわる話もしていこうと思います。

今日は話題になった、米国政府による現金給付の話です。3月27日に新型コロナウイルス対策としての救済法案の一環として発動されましたが、2週間たった今週、ようやく実際の給付に入ります。

個人・世帯への支援は、収入に応じて成人に1,200ドル、未成人(17歳以下)に500ドル。日本円だと年収約810万円以下なら1人一律13万円、子供

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新型コロナ時代こそ漢方(3) コロナ対策は真逆?! 西洋医学 vs 東洋医学①

新型コロナ時代こそ漢方(3) コロナ対策は真逆?! 西洋医学 vs 東洋医学①

とりあえずできることって?西洋医学の場合どんな疾患であれ、万一発症したなら、誰だって何らかの対処を早くしたいはずです。でも新型コロナに限っては、病院は重症患者で手いっぱい、もしくは新型コロナ感染のリスクの最も高い場所と化している可能性があり、病院に行きたくても行けなさそう。

そもそも現在の政府と医師によるガイダンスは、ご存知のように自主隔離と自宅療養のみ。呼吸困難がでるなどしていよいよ悪化するま

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