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心にひっかかるメッセージ〜Black Lives Matterに学ぶ〜

私の伝えたいメッセージと手段としての絵本

私は絵本作家を目指している。そのきっかけが自己分析の際に、大学生になっても昔読んだ絵本を覚えていたことに感銘を受けたことであった。20年経っても覚えている絵本の影響力を自分も将来の子供達に与えたいと思った。子供たちの世界は狭い。親と数人の友達くらいでしか構成されてないと思う。多感であるのに閉ざされている世界で絵本を通してこういう考えの人もいるんだよという一助になりたい。そのため自分の考えを絵本に載せたいと思っている。

ひっかかれ!Black Lives Matterから学ぶメッセージの伝え方

共感であれ反感であれ自分の伝えたいメッセージテーマに対して何かしらの感情が揺さぶれたのであればそれでいいと思っている。例えば「Black Lives Matter」の件について。黒人の命を大切にしようという運動に対して「白人の命は大事じゃないのか」という意見があったという。確かに「黒人の命が大事だ」という意見に対しては白人の命をないがしろにしていると思われる可能性がある。でもこのメッセージの言いたいことは本当は「黒人の命も大事だ」だと思うんだよね。差別されてきた黒人も同じ人間ということを立ち止まって考えてみませんか?というテーマだと思う。この主張を伝えるのに「人間の命は大事だ」というように訴えたのでは、誰もがみんな「そんなの当たり前だよ」と思って目にもくれなかったのではないかと思う。Black Lives Matterと訴えることで、白人の人にとっては普段意識の外にあった黒人という概念が明確化される象徴的な出来事になったと思う。黒人の人にとっては長年思ってきたモヤモヤをよくぞ言ってくれた!という気持ちになったと思う。共感にしろ反感にしろ、ここまでの運動が起こせたのはみんなの心に「Black Lives Matter」が引っ掛かったからだと思う。「Man Lives Matter」ではなく「Black Lives Matter」だからこそ伝わったメッセージだと思う。

理想で終わらせてもらいます…

私の作る絵本ではこの例のように何かしらの引っ掛かりを作っていけたらいいと思ってる。別に私の意見に同意する必要はないけど「こういう考えもあるのか」というふうに読者に思ってもらえたらいいなと考えている。もちろん私の対立にいる人の意見を否定するようにはしたくない。「Black Lives Matter」が「黒人の命が大切だ」ではなく「黒人の命も大切だ」であるように。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

これは誰にも知られていない私だけのライフハックですが、かわいい犬の画像を見ると元気が出ます!かわいい犬を見ると元気が出ます!