ふとん引きこもり虫

最近寒くなって起きるのがつらいです。誰もが「あと5分」と起きるのをためらったことがあるでしょう。冬は特に出られません。「あと15分」は最低でも必要です。でもこれは、逆にいえばふとんが気持ちよすぎるということ。

ふとんは体の熱で暖まります。自分の熱から離れられないとはなんと滑稽なことでしょう。しかし、自分の熱であるからこそなじみぶかく落ち着くのかもしれません。電気で動くストーブやコタツとはまた違う良さがあります。

ふとんが心地よいのは外が寒いのもあるかもしれません。朝方の私は、夏であれば日の光で目覚め、すぐにベットから起き上がることが出来ます。冬にすぐ布団から出られないのは寒いからです。ふとんの外が過酷な環境であるからこそ、ふとんは安全で心安らぐ空間になります。寝起きでぼーっとする頭、徐々に上がる体温であたためられていくふとん、、、ねむらないでか！

ふとんの偉大さに感銘を覚えながら、早朝のつらさにおびえるカモノハシでした。