病人に「死ぬよ」と言わないように、「治るよ」と言うように。

当時、できもしない約束ばかりする父が嫌いだった。

「今日は外食行こう」とか「秋になったら沖縄行こう」とか小さいものから大きいものまで。

パン屋の彼は、とても陽気で愛嬌があって、どこか憎めないけれど、月末決済になるといつも機嫌が悪くなる。

だから、物心ついた頃から、あまり「お父さん」だと意識したことはなかったように思う。

父親のことをこんなに客観的に書くのも変かもしれないけれど、それでも私は父のことが好きだから放っておけないんだろうと思う。

閑話休題。

彼は、15歳の頃、母親を突然亡くした。

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友人とシーシャに行きます。そして、また、noteを書きます。