アイナナ2

アイナナにおちた19年初夏日記(ネタバレなし)

※アイドリッシュセブンのネタバレないです(1部1章の話だけちょっとだけ書いてますが登場人物のネタバレはしていません)なぜならアイナナというものを(ほぼ)知らない状態でプレイすることは最高の体験だったからです。なのでここにアイナナの考察とかは全くありません。アイナナのプレゼン資料はいろんな人が作ってくれてるからそっち読んでください。でもネタバレを踏む前に一回プレイしてください。これはただの自分のための日記です。全体的にオチはありません。

令和になってから3ヶ月。アイドリッシュセブン、プレイ開始から2ヶ月が経ちました。

最初「原稿合宿に行ったらアイナナに出会った話」ってタイトルで割と丁寧にnoteを書き始めたんですが、途中で間違って上書き保存して頑張って書いたデータが消えちゃってやる気が失せました。でもこのまま忘れちゃうのも悲しいなと思ったのであの頃自分すごい楽しかったな〜〜!って思い返したいがために書き残しておこうと思います。

以前、湯河原にあるTHE RYOKAN TOKYO の『大人の原稿執筆パック』に1人で原稿合宿に行った時のnoteを書きました。今回の話はこの湯河原から始まります。でも今回のnoteの本題はアイナナについてで原稿合宿の話は皆無なので、具体的な旅の内容とか旅館の内容は前回のnote(「大人の原稿執筆パックに行ってきた話」)を見てください。相変わらず過ごしやすくていい旅館でした。また行かせてください。リピーター特典嬉しかった。

原稿合宿2日目に出会ったアイナナ

2019年6月のある日、友人2人と私の計3人で湯河原に原稿合宿(2泊3日)に行くことになりました。下記、箇条書きになります。

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原稿合宿の2日目お昼、集中力切れて音ゲーがしたくなる

→なにかいい音ゲーはないか

→でもソシャゲのストーリー読みたくない

→元からアイナナやっていた友人「アイナナはストーリー読まなくても音ゲーできる」

→ダウンロード 

→音ゲー楽しい。プレイ画面思いの外シック。ビーマニみたい。

→ライフ使い切っちゃったので音ゲー遊べない

→時間つぶしにストーリーちょっとだけ読み始める

→ふーん…先輩マネージャーかっこいい…バスケ?えっ7人から3人にするためオーディション…?

→ちょっと…信頼関係とかそんな辛辣な…一織、お前の事だぞ!!!

→その設定やばくない?嘘でしょ…はあ…なるほど…そうですか………

→ストーリーぱかぱか開けられるんですがストーリーを開けるのにライフ消費が無いんですか!?

→なんでアイドルにこんな災難が?不穏すぎる…アイドルなのに…

→や、やめろーーーー!!!やめろ!!!!!戻るな!!!!!

→夕飯。

→夕飯たべてる間アイナナやばいしか言えなくなる

→最初私のスマホからの音漏れ実況だけだったのに夕食後いつの間にか友人たちと3人でスマホを囲んでアイナナの実況が始まる。(原稿合宿と言っておきながら皆切羽詰まった原稿特に無く行ったのでお絵かきお泊まり会みたいなものだったのでもうずっと実況してた)

→タップするのがこわい(不穏BGM)

つづく…!!またつづく…!!!

→つづくな…!!そこで終わらせるな!!!!!!!!

→原稿そっちのけ

→温泉そっちのけ(入りに行くの忘れた)

→涙

→第1部読了・就寝

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……面白かった…………………

正直アイドル系ソシャゲのゲームシステムやストーリーというものを食わず嫌いというか食わず軽視というか、めちゃめちゃになめてたふしがあり、アイナナ面白いよ!って言われてもふーん…………くらいだったんですが、………アイナナ、面白すぎて、、脚本天才か……?アイナナ………あとストーリー読むのにライフ消費しないのやばくない?おかげで1日で第一部読んじゃった……太っ腹すぎない………

はじめ私がアイドリッシュセブンについて知っていることと言えば、主人公たちが7人のアイドルだっていうことと、(だってアイドリッシュセブンだし)TRIGGERというライバルグループがいることと(ただしメンバーは知らない)、ありなっちがキャラデザをしているということくらいだった。不思議と全く知識が無く、(アニメ化してたのも知らなかった)登場人物の詳細なんて全く知らなかった。

ので、いろいろくらった。

ネタバレ知らないでやってよかった。アイナナに興味のなかった私ありがとう。最高のコンディションでプレイできたよ、ありがとう。みんなも極力何も知らない状態でアイナナやってほしい。楽しいから。

ネタバレしないって言っときながらあれなんですが、簡単な冒頭のあらすじだけ言うと、私こと小鳥遊◯◯(←好きな名前をいれてね!)は弱小芸能事務所、小鳥遊芸能事務所の新人マネージャー。事務所の名前の通り社長は主人公の父親で、初めて受け持つアイドルと顔合わせをするところからストーリーが始まる。そして顔合わせのため、練習場に向かうと突然7人のアイドルたちがバスケットをしているシーンになります。

(アイナナを教えてくれた人曰く、このバスケシーンで脱落する新規が多いらしい)

しかしバスケシーンの後半、徐々に雲行きが怪しくなってくる。ほぼ初対面で自己紹介もままならぬ中、突然社長(父)から「7人集めたけど予算ないからやっぱ3人にしぼってね。」と言われ、主人公は集まってくれたアイドル達をオーディションするはめになったりする。そのせいで開始早々アイドルたちからの信用を失ったり(アイドルからのセリフが辛辣)、俺みたいな復讐目的な奴が選ばれてもしゃーないから他のやつ受からせてよ(笑)みたいな思わせぶりなことを言い出すメンバーがいきなり出てきたり。(マネージャーと顔合わせしてみんな10分くらいしか経っていないのに…)バスケを超えた途端なんかすごい展開の嵐になる。

そこからはもう怒涛の勢い。最初からトントン拍子になんて行くわけも無く、お前そんな設定なの!?みたいなのがざっくざっくと出てきて、笑い・涙・不穏不穏不穏不穏。(不穏になった瞬間に流れるかまいたちの夜(プレイした事ないのでイメージ)みたいなBGMがあるんだけど本当に唐突に流れ出してプレイ画面を不穏一色に塗りつぶしていく。)次から次へと事件が起こり友情努力だけでは掴めない勝利に向かって芸能事務所の戦略といざこざを乗り越え、勝利を掴めるのか掴めないのかどうなんだろうみたいな笑いあり涙ありそんなジェットコースターへ一直線。

骨太でなんて読み応えのあるストーリーなんだ……

これ以降はネタバレしたくないしほんっと説明するの苦手なので実際にやって欲しい。ネタバレをふまずにやってほしい。

1話あたり週刊少年漫画と見まごうほどのコンパクトな構成&思わず続きが気になってしまう引きで終了するストーリーは純粋に感動しました。話を読み進める手が止まらない。先にも言ったけどストーリー読むのにライフ消費いらないし。おかしいでしょ。読めてしまうんだよね。あと、どーんと一気に新章配信とかじゃなくて少しずつ新規ストーリーを配信するやり方をとっているからなのか、各話の頭は前話のおさらいから始まる。親切仕様。昔のアニメみたいだなって思った。

シリアスなだけじゃなくて普通に笑えるパートは面白いし、大笑いしながらプレイしてた(私はアイナナの笑いが大好き)。笑ったり泣いたり大変。練りこまれた登場人物たちのバックグラウンド、次から次へと引き起こるアイドルたちへの試練と困難と事件。明かされる過去の。そして涙。2019年6月のあの日、あっという間にアイナナの魅力に取り憑かれてしまったと思う。

あと原稿合宿の合間に神風動画制作の驚きの完成度のPVを見せられたりして頭がおかしくなる。どんなモーションつんでるんだ。も〜〜〜無理。みんな生きてる。生きてるよ…。一時期このPVの空港がどこなんだろうとかこのPV撮影する際の一日の撮影スケジュールってどんな感じで進行するんだろうとかそんなことばっか考えてたりしてた。細かいギミックがたくさんあってどことっても楽しい。最高のPVです。

後から知ったんだけどアイナナはいろんなアニメ制作会社(IGとかボンズとか今作ってるTRIGGERのPVはTRIGGERが制作してるんだっていうんだからすごい)と組んでPVを作ってはYoutubeにアップしているので、動画制作会社マニアにもオススメですよ。スタッフロールみるのがとても楽しい。衣装協力にオサレカンパニーが入ってる曲とかもある。

話が脱線しましたが、そんな感じで6月のある日、原稿合宿をしに行った旅館にて唐突にアイナナに出会いました。出会いはどこにころがっているかわからない……

一人でアイナナしたくない

いろいろ割愛しますが、1部を読み終えたその後、無事に原稿合宿を終え、家に帰りました。さあまたアイナナ2部を始めるぞと思ったんですが、そこで一つ

ここからはひとりでアイナナをしないといけない…

旅館でアイナナをしている時、初心者の私とAちゃん、そしてアイナナ先輩のBさんがいて、何か言いたくなったらすぐに言うことができました。登場人物がかわいい、驚くような事件が起きた、うそでしょ、面白い、楽しい、切ない、なんでもかんでも言うことができて、3人でわいわいと話しながらプレイすることが出来ました。

アイナナはつい人にいいたくなるような展開と伏線の散りばめられた練りこまれたシナリオ、あと単純に登場人物がみんなかわいい。

とか、

なんかこう、誰かに感情をぶつけながらじゃないと読み進められない気持ちになるんです。1部をあんなに夢中になりながら読めたのも、もしかしたらそんな環境のなせる技だったのかもしれない。とりあえず誰かに「●●が××やばいんだけど!!」とか「あの展開すごくない?」とかいろいろ言いたいぶつけたい。

それが家に帰った瞬間、今後は一人でアイナナをしなくてはいけない…。

どうしよう

私この気持ちを抱えたままアイナナを進めることができない…

ゲーム相手に何いってんだって感じだけど、当時はそう思いました。

ネタバレしたくない

とりあえず、プレイを再開したものの、とにかく展開に対して何か感想を言いたい。嬉しいことも悲しいこともなんか逐一言っていかないと心がしんどい。無理だ。

そんなとき目の前にあるもの。みんな大好きTwitter。Twitterで実況しながらやれば自分のこの感情を発散しながらプレイすることが出来るのでは?そう思いました。とりあえず一人で大暴れしてるのを誰かに見守っていてもらいたい。

でもそこで一つネックになったのが、アイナナを未プレイの人に対してネタバレをしたくないということでした。

自分が全くアイナナを知らない中でやったアイナナがあまりに楽しく最高だったので、絶対にネタバレはしたくない…。私のしょうもないツイートで誰かがネタバレ被曝するのは嫌だし、あとしょうもない実況ツイートで人のタイムラインが埋まるのもいやだ…

そう思ってとりあえず新しいTwitterアカウントを作りました。


壁打ちすごく楽しい


アイナナはアプリゲームなので、パソコンの横にスマホを置いてオートプレイをしつつ、フォローしてくれたほんの数人が見ている状態でひたすらTwitterで壁打ち実況をする…一旦このスタイルにすることでようやくアイナナを進めることができました。


オートプレイでよく読めたなって思うんですが、もう止まらなかったので合宿から帰宅した日曜の午後から夜までの間で2部を読み終えました。は〜〜〜〜ほんっっっっと面白……………最高………………明日からもアイナナ読もう…

移動しながらアイナナできない

1部からさらに登場人物も増え、スケールアップした2部を読み終わり、さあ次はさらに面白いと評判の第3部…だったのですが、ここで悲しいことに平日のターンに入ってしまいます。仕事があります。とはいえアイナナはスマホゲーム。移動時間中もプレイ出来るしこつこつ読み進めて行こう。そう思って迎えた月曜の朝、乗り込んだ電車の中で第3部をスタートしました。

移動中に読めるやつじゃなかった。

第3部は…無理…冒頭からもう無理…なにあれ…はあ〜〜〜〜〜無理。しょっぱなから無理。電車の中でこんなの出来ない…。

移動中にコツコツ読み進めていく計画はあえなく頓挫しました。まあPVの時点でこの差だし……何が起こったんだよ………

歩きスマホは危険なのでやめたほうがいいですが、歩きアイナナしてたら事故る自信がある。顔も事故るし階段からも落ちる。そもそも音ゲーパートは体がすごい揺れるから外で出来るものじゃないし、アイナナはお家でやるもの。お家でやろう。スマホゲームなのに。

その代わりに平日は仕事を終えて帰宅し、落ち着いた頃、飲み物を片手に用意してから1日1時間ほどだけパソコンを開いて実況しながら読む、というゲームの進め方をするようになりました。字面だけ見るといい暮らしって感じです。

なんか疲れてて読めなそうな時はいっそ読まない。中途半端な状態で読むくらいなら読まない。アイナナに真摯に向き合いたい。終業後の体調のコンディションをこんなにまじめに考えたのは久しぶりだなと思いました。アイナナ……



平日はそんな感じでスローペースに過ごし、バカみたいな休日(8時プロメア→我慢できず赤坂のスタバで延々アイナナ(赤坂で観劇予定だったので)→15時宝塚花より男子/これもほんっとうに最高だったこんな最高エンタメを浴び続けていて一体いいのだろうかって思った幸せな人生だと思った人生は最高だな…→家で延々アイナナ)を過ごし、

3部を終え、ライバルチームの特別エピソードとか周年エピソードとかその他エピソードを終え、特別ストーリーのページにある星巡りの観測者が1話以降読めない事に絶望し(復刻してください)、地獄の難易度のサイドストーリーを終え(判定ガード持ちのいすみん、来てくれて本当にありがとう)、4部の配信分を終え…………

原稿合宿からまる1週間ほどで当時配信していた最新エピソードまでを読むことが出来ました。今まで見続けていたエピソードラストに出てくる「つづく…」が「次回配信へつづく…」になってしまったのはちょっと嬉しいようで寂しかったです。でも面白かった…アイナナありがとう…推しはちょっと決めらんないな…みんな大好きだよ…箱推し…世界推し…これからも配信楽しみにしているね……

当初壁打ちをしていたTwitterアカウントは現在配信しているところまで読めたら削除しようと思っていたのですが、アイナナは終わらない、まだ配信はつづく、終わらないのならネタバレできるアカウントはとっとかないといけないじゃないか、ということでアカウントはそのまま続投することにしました。今読み返すとほんとうにしょうもない実況しかしてなかったけど、あ〜このシーンでこんなこと思ったのか〜っていうのが読み返せておもしろいです。この実況してた頃の私は何も知らないでプレイしてたのか……うらやましい。戻りたい。

とりあえず、気の狂ったような壁打ちTwitteを眺めてくれてた人に感謝したいです。フォローしてくれてたの20人くらいだった気がする。プレイ中は誰にもフォロー返さず延々壁打ちをしていた上に、フォローしてくれてた半分くらい鍵アカウントだったので、一体誰がいいねしてくれたのかわからなかったけど。。

それでもなんとなく誰かとゲームをやっている気分になれたから最後までできました。本当に意味わからないアカウントなのにありがとうございました。ここ数年思う事、ソシャゲだろうがなんだろうが、だれかとやるゲームは楽しい。そんなことを考えて楽しい気持ちになりました。

アイナナありがとう。

〜FIN〜

↑みたいなプレイした時の日記をさくっと書いてアップしようと思っていたのに時間を置いてしまったせいで書きたいことが増えました。のでもうちょっと続きます。アイナナの好きなところはこのnoteの下の方にまとめて書いてます。

アイドリッシュセブン 2nd LIVE「REUNION」

全部ストーリーも読み終わり、ひと段落した頃。そういや合宿をいっしょにしたBさんが「ライブに行く」って言ってたな…とふと思い出しました。メットライフドームでアイナナ2回目のドームライブをやるとのことだった。

ライビュもやるみたいだけどどうしようかな、一人だしな、そもそももう1週間前だからチケットないんじゃ…と思ってたんですが一応ライビュ実施会場一覧を見てみることに。

するとなんとまだ一般でライビュのチケットが買えるではないですか。しかも新宿。迷わず買いました。買うしかない。ということでライビュに行くことになりました。一人です。

最後のほうのチケットだったらしく、発券してみたら最前列のドセンでした。重度のストレートネックなので死ぬかもしれない。でもとりあえず行ける。嬉しい。じゃあ予習だけはしっかりしておこうと思って、このnoteを書くのをやめて全楽曲全難易度の解放をすべくプレイに勤しみました。(しょうもない理由)

ライビュ行くのすごく楽しみでいろんな人にライビュ行くの楽しみなんだって話していた記憶があります。幼馴染に話したらアイドルはうたプリに捧げてるからアイナナの話はできないって言われたけど後日西武線に飾ってあるキャラクターの等身大パネルの写真撮って送ってくれた。優しい。前日に友人にラッパーのライブに連れて行ってもらってなんかラッパー神話(?)の話を聞くかわりにアイナナの話を聞いてもらったりした。旅行は準備してる時が一番楽しいっていうけどそんな感じでした。

でも運悪く当日体調不良になってしまい、ギリギリ映画館入りしたため公式グッズも売り切れ&買えず。飲み物だけは確保し、体調大丈夫かな〜と思いつつ、開演。

も〜〜〜〜〜〜〜〜〜ほんと楽しかった。すごい楽しかった。首痛いとかそんなん言ってる場合じゃなかった。背が高めの自覚があるので、後ろの人にも邪魔だろうと思い、立ちたい時だけ立って、基本座って腕ブンブン振ってました。腕を振る時最高点まで拳をあげたい女なので座って腕振るが合っててよかったかもしれない。座りながら腕頭の上まであげちゃったけど2列目以降の人はみんな立ってそうだったので許してほしい。最前列なのでプラネタリウムみたいな姿勢。私対メットライフドーム。スクリーンでっかい。首痛いけど、楽しい。楽し〜〜〜〜〜。楽しすぎて体調不良がどっか行ってしまった。すごい。人体の神秘。いや単に座って見ることが出来てたからかもしんないけど。とりあえず楽しかった。語彙力がない。レポーティング能力もない。あと星巡りの観測者読めてないからいまいちわかんない演出もある。復刻してくれ。でもみんなキャーって言ってたら一緒にキャーって言っちゃう。だって楽しいんだもん。でも頼む、復刻してくれ。とにかく楽しい。なんか気がついたら4時間たってて、こんなに長い時間やってくれるんだってびっくりした。映画館のでっかいカップの爽健美茶が空っぽになってた。一人で参加してたんだけど初めから終わりまでずっと楽しかった。お隣さんも多分一人参加だったけど、すごい楽しそうだった。画面がキラキラしていて、みんな生きてた。

ずっとアイナナを追ってきた人に比べたら薄っぺらい感動だけど、それでもすごい楽しかった!って言えてうれしかった。いいタイミングでアイナナを知る事ができたんだな、ありがたいなって思った。あと観客みんなアイナナ大好きって感じで見ててすごい元気が出た。ありがとうアイナナ。

あと箱推しでよかった。単体推しがいたら絶対声優沼に落ちていただろうなと思う。みんなすごく素敵でした。声優さんみんな好きになった。箱推しで良かった……

結局全楽曲全難易度の解放は普通に時間が足りなくてライブまでには終わらなかった。ライブ後しばらくして、終えることができたのだけど、メニューバーにいつも表示されていた「NEW」の表示がすべてなくなってしまって、これまた嬉しいようですこしさみしくなった。

声優さんたちがライブのMCですごい感慨深いです、と言うようにアイナナは2015年8月20日がリリース日で、もうすぐ4周年。ソシャゲの中では古株。

こんなよくわかん無いタイミングで好きになり、過去にあんなことこんなことがあったんだ〜もっと前から知りたかったな、と思うこともありつつ、でも4年間で積み上げられたいろいろなコンテンツが既に目の前にいっぱいあるタイミングではまれたらそれはそれですごい贅沢じゃん!と思いつつ、

細かいことは置いておいて、「夢中になる」という体験をさせてくれたアイナナに感謝です。何年かたってその時アイナナをやってるかも知れないし、やっていないかも知れないけどなんかこのnoteを読み返して2019年のこの頃、なんか楽しそうだったなってのが思い出せたら嬉しいです。

そんな感じです。

===

ここからはなんかアイナナの好きなとこを話すスペースです。オチは無い。

初心者に優しいアイナナ

アイナナは現在4部12章(19年7月27日現在)まで配信されています。通常ストーリーを解放していくにはつどつど発生する「しおり集め」と呼ばれるちょっとした条件付きの音ゲークリアが必要になるんですけど、3部まではそれが免除され条件スルー・ライフ消費もほぼない状態でサックサックと読み進められます。初心者にめちゃ優しい。(実際1章と2章は1日で読んだし…)あと音ゲーが苦手な人でも安心仕様!ボタンも4つしかないからスマホで全然プレイできる!!タブレットじゃないと不利…みたいな音ゲーじゃない………好きだ……。音ゲー画面すら好き。

あと普段開催されるイベントも割と個人目標だったりするしメインストーリー読みたいだけだったら別にやんなくてもいいし古参の強プレーヤーたちと争うこともほぼ不要!!(って聞いた)やさしいアイナナくん。イベント期間中は「くれすぎじゃないですか!?」ってくらいライフ回復アイテム(使用期間はイベント中のみ)がもらえるのでイベント周回も無課金で楽しめます。

ただ、途中から解放されるサブストーリーの解放条件が厳しすぎて私は一時期ピタゴラス☆ファイター(ちょっと関ジャニ∞みのあるかわいい曲です)に対して憎しみを感じずにはいられなかったのですが、プレイ時間とかに関わらず努力さえすれば初心者でもクリアできる解禁条件なので、そこもやっぱりやさしいなと思いました。でもコンボ400は辛い。判定ガード持ち皆無のうちに判定ガード持ちいすみん来てくれて本当にありがとう。サイドストーリー全開放できたのは君のおかげだよ。

アイナナ先輩に教えてもらってとにかく参考にさせていただいたありがたい記事です。楽さん!!!ありがとう!!!↓

王道・そして無駄のない脚本がすき

アイナナの好きなところ。なんか王道なところ。

例えばホラー映画なんかで「一人で部屋に戻ったやつは必ず死ぬ」とか「sexにふけこんだカップルは必ず死ぬ」とか、ラブストーリーで「恋に落ちた二人は実は生き別れの兄妹だった」とか「いけすかないあいつは転校生だった」とか、「昨日の敵は今日の友、昨日の友は今日の敵」とかそういう王道と言われるものがあると思うけど、なんかとにかくそれ。たまらない王道さ。そして王道にはメタ的なハラハラと笑いがついてまわるものなので、読んでてついつい「う、うそでしょ!?そんなベタな!?」とか「や、やめろー!!それをやるなー!!」なんて気持ちになりながら読んでしまう。(だから友達と一緒に読むのはすごく楽しい)

私は犯人の裏側を描いた「金田一少年外伝犯人たちの事件簿」とかホラー映画のメタ的要素をふんだんに笑いに変えている「CABIN」とか、最近見た宝塚版「花より団子」とかがもう本当最高の王道ラブコメジェットコースターだったもんでまあそういう王道展開ものが大変好きなんですが、そういうのが好きな人にはたまんない脚本なんじゃないかなと思います。メタ的(身内ネタとかではなく、これから起こりうる王道感を感じてのメタ)なハラハラ感も含め、読んでいるこちら側をいやおうなく引き摺り込んでいく感じがしました。

展開の速さがいい意味ですごく週刊少年漫画だし、これからもどんどん引きずり込んでいってほしいそういう意味で最新4部12章も最高だったよ…

そしてアイナナのもう一つたまらないところが「とにかく無駄がなく油断ができないところ」。みなさんは逆転裁判やったことありますか。事件に関わる関係者の証言や行動から矛盾や不審点を洗い出し、真実を見極めるシナリオゲーム。まあロンパでもなんでもいいんだけど、アイナナはまじでこれ。伏線しかない。アイドルゲームなのに伏線だらけで足の踏み場がない。モブ芸能人の名前が本当にモブっぽい名前なので油断していると足元をすくわれる。とりあえず出てくる固有名詞は全部頭に入れておけ、あとでテストに出ます。ってくらい隙がない。何章前の伏線だって拾ってくるし下手したら部超えて伏線引いてくる。ワンセンテンスすら読み逃しを許さない。フルボイスオートプレイおすすめです。アイドルがきゃっきゃかわいいゲームだと思って始めたのになんでこんなに(いろんな方面で)精神力を使わねばならないのかと思いました。

その点で考えると、今始めた人は4部12章までノンストップで読むことができるので非常に楽しいですよ!!!!!!ドラマでも漫画でも小説でも、一気読みできるって幸せですよね。それです。

あと、べつに事件性があるヒント的なワードに気をつけるだけじゃなくて、他愛ない会話だと思っていた会話でも君が言うと意味が違ってくるよね……みたいなのが多い。油断して文章が読めない。

というかこのnoteを書くために1部1章をもう一回読んでたんだけど「うそ…ここ…伏線じゃん…気づかなかった」ってなってるくらいなのでもう油断も隙もないです。何回読んでも面白いですね。は〜〜〜〜面白………好き…

あと、みんな思考回路がなまなましい所も大好きです。なまなましいというかリアルというか…もちろんファンタジーなところもいっぱいあるんですが、主人公がアイドルマネージャーという設定なので、裏側の話もいっぱいでてきます。劇中における各アイドルの立ち位置及び事務所間のアイドル広報戦略とか、番組とか作品のことをすごい考えてくれるモブ監督・制作陣とか。基本モブはシルエットのみのかまいたちの夜みたいな演出で登場するので、よくしゃべるけどこいつはモブ監督なんだよな…と思いながらプレイしてると思いがけず名言が飛び出してきたり、ついついへ〜なるほど〜と思ってしまう所もあり、モブだからと言って油断させてくれない。何回も出てくるモブもいる。モブの会社での進退を心配すらしちゃう。(登場人物がではなく私が)それがアイナナ。事務所間の広報戦略戦も面白くて、私はアイドルゲー界のハゲタカだなって思いながらプレイしていました。何言ってるかわかんないと思うので、プレイしてください。

メインキャラクターに関しても、好き。とにかく全員自分の意思をもって生きている、好き。推しが選べない。完全箱推し。先程モブの思考回路が生々しいという話を書きましたがメインキャラクターに関しても本当に思考回路が生々しいような…テンプレキャラみたいなとこがないところがすごく好きです。プレイしている間にどの子も生きてる、今までの人生を生きてきている、意思を持っている…そんな気持ちになります。いい話もしんどい話も面白い話も切ない話も全部含めてアイナナです。もういい加減語彙力がないのでぜひプレイしてください。

具体的にキャラクターについてプレゼンをしたいな、と思うところもありますが、ちょっとでも何か言おうとすると全部ネタバレになるから言えません。本当笑えるくらいなんかみんな秘密が多すぎるのでそこを他事務所に突かれてピンチに陥ったりします。そりゃそうだろって思っちゃうんだけど、なんだかピンチに陥るところも謎のリアリティがあるので、そこんとこはぜひプレイしてみてください。

BGMがすき

この場合のBGMはメインストーリーのシナリオの中で流れるBGMの事です。アイナナくんはなんかシナリオを読んでいる時のBGMが少ない印象。BGM流れてないところも多い。その分声優さんの演技が際立つのですが、BGMの種類が少ないうえにこんなに流れないものか?ってくらいBGMに関してはシンプルな気がします。構成としては「楽しい曲」「悲しい曲」「不穏な曲」「切ない曲」なんかこんな感じ。なので、BGMもすぐに耳になじむし「あっここはこういうシーンなんだな」っていうのがすぐにわかる。優しい。

その中でも好きなのが不穏な曲。本当に不穏。かまいたちの夜みたい。(かまいたちの夜プレイした事ないけど)とにかく不穏。流れると、うわ!流れちゃったよ〜〜この物語の展開でここ流れる???あ~そうですか…みたいな気持ちになる。パチンコやった事ないけどパチンコの確変(負)ってこんな感じかなって思う。

楽しみはとっておきたい精神でアニナナまだ無料配信している1話と2話しか見てないんだけど、アニナナが乗り物にのって回るお化け屋敷だとしたらゲームアイナナは自分で歩いて回るお化け屋敷かなって思った。お化け屋敷という例えがいいのかはわかんないけど、突然流れる不穏BGM、やみつきになります。(でも不穏になってほしくないんだよこっちは)プレイしてみてください。

シナリオ内のBGMの構成はシンプルだけど、ストーリーの合間にそのシーンに登場する楽曲のライブゲームが挟まってくるのでとても臨場感があって楽しいです。

ラビチャがすき

夢女大歓喜システム カードの信頼度を上げると読めるようになるチャットアプリ(ラビットチャット略してラビチャ)形式のシナリオ。しょっぱなマネージャーのことを名前+ちゃんづけで呼んでくるキャラのシナリオを読んでしまったので夢脳が爆発して死ぬかと思った。最高ありがとうアイナナ。大好き。キャラによってはたまにとんだホラーになる。なんでこんなサービスシナリオでも肝冷やさなきゃいけないのか?好き。油断させてください。ラビチャもカードによってはネタバレかましてくるからとりあえずメインストーリー読んでください。本編が一番の燃料になるからとりあえず本編読んでください。


おまけ・健康啓発作用があるアイナナ

最後の最後に突然胡散臭い空気になってきました。アイナナくんはメンタルにも体にも効く。すごい。(個人差があります)

2nd LIVEのライビュを見てから数日後、アイナナを教えてくれたBさんが1st LIVEのBlu-rayを持っているからみんなで見ようと誘ってくれました。

原稿合宿に行ったAちゃんBさん3人で再び集まってBD鑑賞会。再び4時間くらい、ペンライトを振りまくりました。今度は仲間内だけなので狂ったようにペンライトを振ることができます。「男子タルモノ〜MATSURI〜」みたいにペンラを振るのが最高に楽しい曲もある。あれ楽しい。ずっとわっしょいしていたい。そして約4時間ペンライトを振った結果、私はその夜肩が痛すぎ&鑑賞会した後に食べた天ぷら蕎麦の油に胃もたれして眠ることができなくなりました。(Bさんはペンライトの振りすぎで家で吐いたらしい。)日頃の運動不足と体力の無さを実感しました。 私、健康になりたい。

でも次の日、不思議と目覚めがいい。肩は痛いが体も軽い気がする。気持ちもなんだか晴れ晴れしている…日頃オフィスでのデスクワークと家での怠惰な生活の往復で慢性的な運動不足に陥っていた自分にとって、曲に合わせて体を動かすことは適度な運動になっていたようでした。寝起きの悪い自分が爽やかに朝を迎えられたのは久々のことで、なんだか妙な驚きと晴れやかな気持ちになったのを覚えています。

そんな体験に味をしめて、無理のない範囲でつづけられるように1日30分、アイナナの好きな曲に合わせて筋トレやストレッチをすることにしました。(「アイナナ体操」って勝手に呼んでいる)

今まで筋トレとかをやろうとしても「この動きを●回×セット」と言われるとなんだか楽しく無くて続かなかったけど、例えば「ラブゲが流れてる間はずっとおしり歩きをしよう」とかにするとなんか楽しいし続けられてしまう。実際に●回×セットやれてるかはよくわかんないけど、でも継続しないよりかはちょっとでも運動できた方がいいな〜と思うので、自分に甘々メニューを組みながら、汗かくくらいを目標に30分体を動かすことにしました。

飽きたらメニューと曲を変えたり、単純にエアペンラを曲に合わせて振るだけにしたり。男子タルモノに合わせてシャドーボクシングするもの楽しい。なんか全体的に体を動かすのが楽しくなりました。

最初のころは仕事が終わって夜体操をしていたんだけど、21時とか22時からやることになるので終了後目が覚めてしまって眠れない。朝も目が覚めちゃって寝不足になる…がしんどかったので今は朝早起きして仕事に行く前に30分体操をするようになりました。運動全くやらない人間だったので、ちょっとした運動習慣がつくだけでもすごく嬉しい。あと万年ギリギリまで寝てあわてて家を出る、が習慣化していたので、体操のために朝起きるようになったものすごく嬉しい。ありがとうアイナナ。できればこれが(毎日じゃなくても)今後も続けられるようにがんばりたいです。

もしものもしもだけど、3rd LIVEが開催されて現地に行けることがあったら最初から最後まで楽しみたいので体力をつけたいです。ライビュでも同じだけど。頑張ろう。

あと、なんか体を動かしたくなった理由の一つに1st LIVEと 2nd LIVEを見比べてみて、声優さん達が体を絞ってきているのに驚いたというのもあります。人間そんな見た目変わるんだ…ってちょっと感動してしまった…

ちなみにアイナナ体操は続いているものの、併せて食欲も増えたのでダイエットにはなって無いです。肩こりは治りました。今後も無理せず楽しんでいこうと思います。あんなに運動嫌いだったのに…これを機にがんばるよありがとうアイナナ。

これでアイナナにはまって●kg落ちました!とか言えたらなんか読み物として面白いのかもしんないけど、今のところそんな予定は無いです。

このnote、14000文字くらいらしいのですが、書けば書くほどまとまら無くてしんどいなと思ったので文字書く人はすごいと思いました。脈絡無い文章ですが、ここまでよんでくださってありがとうございました。

それでは🙌

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