自分の愚かさ
前回に引き続き、戦争についてです。
8月は戦争体験者の動画を色々観ています。
最も辛かったのは、戦争孤児の方々の話。
親戚には厄介者として酷い扱いを受け、保護施設は劣悪な環境、世間からの冷遇。
受けた差別は想像を絶するものでした。
だけど、じゃあ自分がその親戚の立場ならば、その子たちを見かけた他人の立場ならば、暖かい手を差し伸べることができるのだろうか。
私は正直その自信がない。
そうしたい、と、余裕のある平穏な日常を送る私はそう思う。でも、私はできると言えない。
酷い話だと、なんて話だと、思うけれど、でも自分も冷徹な1人だと、思います。
そんな恥ずかしい愚かな人間が自分だと、
だから、余計戦争孤児の動画は観るのがとても辛かった。
自分の冷酷な、残酷な、人間の嫌な部分を煮染めたような、認めたくない部分をまざまざと見せつけられている気持ちになった。
綺麗事は言えないし、言いたくもない。
生きる、とは、命とは、
平和とは、幸せとは…
矛盾を抱えた気持ちで、生きていく。
下の動画は特に印象に残った動画です。
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