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もうライトノベル以外は読まないよ だなんて、言わないよ絶対。

やっぱり皆さん文章面白いっす。

前回も同じようなことを書きましたが、つくづくそう思います。

本音をぶちまける面白さ、クスっとくる文章、あるあると為になる文章、俺だけじゃないんだと共感と励ましを与えてくれる文章、やっぱりnoteは読んでいて楽しい。

読書って、やっぱり偉大だと思えます。

マイナス思考、コミュ障、女性が苦手の自分が少し変わったな、というきっかけが読書でございました。

こう見えて、みのやまは小学生のころとか割と本を読んでいる、読書少年でした。図書館の子供ブースにある本、ことわざ本とか、ズッコケ3人組とか、学研マンガとか、ぼくらの七日間戦争とか、読みまくりました。

中学高校では、ライトノベル特化型の尖った読書へ。

大学に入るとライトノベルだけでなく、パソコン上で繰り広げられるクリックしながら、可愛らしい目のデカい女の子の絵と共に、セリフと最低限の描写情景が語られる、言うなれば人を選ぶ(年齢制限的な意味で)電脳紙芝居というべきゲームに夢中でした。

それは読書ではない。

いやでも! 自分が受けていたパワーポイントで授業を進める講師のデスクトップに『fate hollow ataraxia』 のショートカットアイコンがあったくらいなんで、ある意味、ちゃんとした講義でも触れられるゲームという解釈も出来ると思うんです。

教授もやっているゲームです(笑)

そこから順調に陰キャ学生生活を送って、就職しても、新聞も読まないし、本を読まない、なんちゃって社会人でした。(でも新聞って、そんな必須というものではないと私は思うのですが)

ラノベとかマンガとかは、自分の部屋がグチャグチャになるくらい買いあさって、読んでいました。

その時の自分の部屋の惨状は、断捨離第一人者、やましたひでこさんが、みのやまを後ろから羽交い絞めにして、

「今だピッコロー!」

「へ。手間が省けたぜ」

と、コンマリさんが魔貫光殺砲で諸共殺すくらいの勢いだと思います。

つまり娯楽性の強いものしか読んでませんでした。

それと、エロゲはやらなくなりましたよ(悲しい)。

そんな感じで、女性が苦手な日常に立ち向かいつつ、日々を過ごしていたのですが、職場の方がある本を紹介してくれました。

デール・カーネギーの『道は開ける』という本です。

いわゆる自己啓発本です。

「なんだよ。自己啓発かよ。ハイハイハイハイ。セミナー代はおいくらですか? えーと、それとお友達をご紹介した場合の、一人当たりのバックマージンはいくら貰えるんですか?」

と思ってしまうのは仕方ないと思います。

自分も自己啓発なんて、意識高い人たちが読む、社会にギリギリでしがみついている自分としては、なんかいけ好かないアレだなんて、思っていました。

ただ『道は開ける』は、お金持ちにならなければならない! 成長をしなければならない! 朝活をしろ! 俺のオンラインサロン入って月額で金を入れろ! みたいな自己啓発ではなく、悩みについての対処療法が徹底的に書かれている本でした。

50年以上の前に書かれた本なのですが、古さを感じることはなく、現代でも置き換えられることがたくさん書いてあります。

新しい環境に置かれて、不安でいっぱいだった自分には、まさにピッタリな本でした。

この本は最初に図書館で借りて読んだのですが、読み終えた後にすぐに買って、今は私の仕事用の鞄に常に入れております。

仕事の嫌なことが待ち構えている朝には、この本を読みながら会社に行くくらいです。ちょっと、楽になります。

この経験をのちに、私は色々な本を読むようになりました。

色々な本を読むことで、様々な考え方、行動の仕方を学ぶことが出来、色々な人の意見を自分の中に持つことが出来ます。

これも同僚が言っていたのですが、読書をすることで、何人もの賢人を自分の中に住まわせることが出来る。

『読書尚友』(実はこの記事を書こうと思ってから、初めて知った言葉なのですが笑)という、そんな意味のことわざがあるくらいです。

noteはまさにそれだななんて、思いました。

ちょっと真面目なことを書きすぎました。次回はふざけた内容を書こうと思います。

それでは失礼します。


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