50歳超えの大学院留学(オンライン)‥私なりの達成状況

入学してみたけど、こんな風にダメだった、あんな風にダメだったと、これまで散々書いておきながら達成状況もないもんだという気もするけれど、でも私なりに、やっぱりあるのだ。
もちろん大学がつけた成績という客観的な評価はある。
だけどあと少しで終わる今になってみると、ここでの学びは自分にとってどうであったか、自分なりの達成状況も私には大事なのだ。

で、自分なりの評価基準:
0: 課題を提出しなかった
1: 何がなんだか分からないが、とにかく課題を提出した
2: 自分の好みに逆らって点数がとれそうな内容を書いたが、成績が悪かった
3: 自分の好みに逆らって点数がとれそうな内容を書き、良い成績をとった
4: 点数はとれなさそうだけど自分の好みに従って内容を選び、成績が悪かった
5: 点数がとれないおそれがあっても自分の好みに従って内容を選び、良い成績をとった

もう50歳にもなったから、というより元々の性向なんだろうなぁ、成績よりも自分のやりたい事を優先する。
もしかしたら若い頃なら、3と4が入れ替わるかも知れないけど‥。

3年間の構成は、2年を6学期に分けて6科目と、あと1年で修士論文研究となっていた。
6科目の自分なりの評価は‥1-1-1-0(途中で休学)-休学-休学-4-4。
そして修論研究は、4。

こうして振り返ると、前半はとにかく英語力が足りないのもあったし、要領もつかめなくて、何か新しい事を学べた気がせず、英作文をでっち上げただけだった。当然、面白くもないし、自分の能力不足に絶望って感じだった。
コロナを理由に休学できたのは、本当に幸運だった。
後半の2科目と修論は、自分の興味関心のおもむくままに調べ、主張を組み立てたので、やっていて楽しかった。
‥好きな内容を書いて、良い成績という、自分の評価では5というのが1つも取れなかったけど、私にとっては大きな問題ではない。言いたいことを言って、ともかく合格点なら今回は上出来ではないか。
次は自分の言いたいことをもっと説得力をもって表現できて、良い成績をとれるように技術をつければいいのだから。

50歳を超えて入学して、休学したのもあって、終わる頃にはもはやアラカンだ。
そして、終わったら次か⁉︎
そうだ、次を考えている。

今のところ実用的とは云えないけど、能力が向上したのを実感する。
良い成績を求めなければ、自分のやりたい様に勉強できて楽しい。
趣味に潤沢に資金をつかえる訳でもないので、留学を続ける限り、海外旅行は見送りとなりそうだけど、とりあえず留学の方を選ぶぐらいには楽しさを感じている。

ダービー大学という、地方の公立大学にはどんな学生が来るのか‥どんな背景の人たちで、入学の目的は?
学生たちが学業のいろんな場面で、どんな風に振る舞うのか? 先生たちは?
こういうのを見聞きする方が、私にとっては海外旅行で観光するより面白い。
‥そりゃ観光旅行もできる余裕資金があれば、嫌じゃないけど。

修了のあかつきには、通学、通信を問わず同じ学位授与式があって、同じ学位が貰えるらしい。だけど、それに出るのはやめて、浮いた資金は次の学費に充てようと思っている。

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