デレステ9周年ライブの大石泉の歌唱曲の感想と大石泉が歌う意味を解釈していく

はじめに

先日のデレステ9周年ライブ「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS
STARLIGHT FANTASY」に大石泉役 大木咲絵子さんが初めてライブに出演されました。
2日間を通して大木さんが歌唱した曲は
Day1
「この恋の解を答えなさい」「スバル」
「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」「Fantasia for the Girls」
「New bright stars」「BEYOND THE STARLIGHT」
Day2
「この恋の解を答えなさい」「スバル」
「クレイジークレイジー」「Great Journey」
「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」「Fantasia for the Girls」
「Life is HaRMONY」「お願い!シンデレラ」

計10曲でした。ちなみにCo曲はないですね。

私は解釈するオタクなので今回のnoteでは元々大石泉が歌唱で参加していた2曲と全員歌唱の4曲を除外した「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」「New bright stars」「クレイジークレイジー」「Great Journey」の4曲について大石泉が歌う意味を解釈していきます。
要するに怪文書です。
個人的な感想や解釈、お気持ち等が入り混じった文章になりますのでご注意ください。

ガールズ・イン・ザ・フロンティア

唯一じゃないか?今回大石泉が歌ったクール目が強い曲。
このへんはもうライブ後半のアドレナリンドバドバだったので記憶はほとんどないですね…

「自分の足で歩け シンデレラ」など挑戦的な歌詞が多い曲ですが個人的なキーになる歌詞は「自由な道を描け シンデレラ
大石泉がアイドルになった理由は初登場時はセリフの端々から「弟のためのお金稼ぎ(?)」みたいな感じだったんですけど、アイドルヒストリーで本当は「中学を卒業しても一緒にいるため」というのがわかりました。
つまり大石泉にとってアイドルは目的ではなく手段であったと思われます。
190人190色のシンデレラにおいてアイドルをやる理由はそれぞれであるので大石泉の今アイドルを続ける理由、これからの理由はどうなっていくのか、まだまだ15歳なんにでもなれる。ライブを見て強く思いましたがこれからも楽しみですね。

New bright star

イントロ完全に「GOIN'!!」やと思った…
メンバーと曲のタイトルで察するよね。新規ボイスの5人ですね…
何かしらこの5人で歌うやろうなという予想はあったのですが、ここまでハマる曲はなかなかないとは思いますね…
あと背景の5つの星がそれぞれのメンカラになってて歌唱の割り当てのところでそれぞれのメンカラ単色になってたのはナイスでしたね。
10thAniversaryライブファイナル公演の曲なのでものすごく「今まで」と「これから」が強く意識された歌詞になっていますね。
私の嫌いな哲学者キルケゴールの好きな言葉に「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか進めない」なんかまさにそんな曲。

一発目の歌詞「時々ライバル いつだって親友」もうこれはニューウェーブでしかなくて泪…
1コーラス目「何年先も変わらないもの」が2コーラス目「やがていつかは変わっていくけど」に変化させるのは天才すぎる。ニューウェーブは一緒にいるためにアイドルをやっているけど、アイドルを続けているうちに環境は変わっても関係は変わらないって気づく瞬間が来るんじゃないかなと私は思ってます。なのでニューウェーブの新規供給ください。

クレイジークレイジー 

この曲のためにこのnoteを書いてる。
ライブの感想としてはこの曲のイントロのあとにサイネージのクレジット見ておかしくなっちゃいましたね。いや、役職まとまりとはいえ意外すぎるって。

歌詞的には「わたしなら ラストのI love you 最初に言うよ」はすごく大石泉っぽいなと思いました。先結論、後理由。
節々にある「なんでだろう」「なんでかな」という自分に対する疑問が見られて、自分の感情の言語化が苦手というところが大石泉に当てはまるとは思いました。
ものすごくドライな女性っぽく感じるけれど、自分の中の感情のアウトプットができなくておかしくなっちゃってるのかなと思いました。

Great Journey

この曲のためにこのnote書いてる。Part2
マジでこの曲来てメンバーが見えた時純粋に「いいの?」って思いました。
今回の公演はなるべくオリジナルメンバーや役職ごとでキャスティングしてる中、ニュージェネレーションズの島村卯月、ニューウェーブの大石泉、ユニクスの夢見りあむは明らかにセオリーをぶち壊してでもやるという意志を感じた。
それで出てきた感情が「いいの?」でした。
キャストが発表の時にに確かに各ユニットの各属性から1名ずつ出演するとなっていて「何かやらないかな?」という声はあれど、「いや、やらんでしょ。」というのが私の意見でした。そこまで運営がニューウェーブを特別視していると思ってなかったので。

※ここからお気持ち注意


ニュージェネレーションズは言わずと知れた信号機ユニットでシンデレラガールズの看板で顔です。
そしてユニクスは2017年に新アイドルで登場し、瞬く間に話題をかっさらい、ボイスを獲得し、ユニット曲をもらい、間違いなくシンデレラガールズの信号機ユニットとして定着した看板の1つです。
一方でニューウェーブは新人アイプロで登場以降、SSRの1周目やアニバのデレぽなどちょこちょこ信号機を意識した供給はあったりするもののなかなか信号機ユニットとして見てはもらえているのかよくわからず、運営も扱いに少々困っているのは感じ取れるレベルの人気です。
ライブ1日目に発表されたカバーガール総選挙の結果からもその差が明らかだと思う。10年以上経ってようやく大石泉1名に声がついたんです。

故の「いいの?」だった。
この日は「もうクレイジークレイジーで優勝や」と思ってたのが覆ってしまった。歴史的な意義が大きかった。この3ユニットが公式からの供給においてようやく交わった。ものすごく今までの11年間が報われた気がした。
去年、一昨年のSfCで奮起して頑張ってよかったととても思った。
マジで今この文章を書いている今も心がGreat Journeyに囚われている。

※ここからしばらくは自分語り※
ここ最近自分の中でプロデューサーとしてのエンドロールが見えてました。
昔からカイロ配ったり、水配ったり、エミネムさん動画作ったり、ダイマしたり、P仲間と言える人たちが減ったり増えたりして、SfCを全力でがんばって、担当に声がついて、法被製作、合同カレンダー、同人イベントサークル参加、初楽曲、聖地巡礼、そして今回の担当の初ライブにフラスタを出して自分のエンドロールが終わると思ってました。
でも今回のライブを終わってもエンドロールが終わらない違和感がありました。
そしてついさっき気づきました、この曲の歌詞の中に答えがありました

「次はどんな夢 生まれるかな」

この曲が自分に新しい夢を生んでくれた、そう思いました。
たくさんの人の反応を見てこの信号機3ユニットの混成ユニットから新しい夢を感じた人は自分だけじゃないと思いました。
未来コンパスがグルグルリ 回る時は 目指す場所がいっぱいあるってコトかも…なんてね
これがエンドロールが終わらない正体だったのか…本当はまだまだやってほしいこと、やりたいことがいっぱいあって方向がわからなくなってだけだったのかと気づかされました。
何もかもを忘れるくらい ただ夢中になったことや 夢みたいな記憶たちを 詰め込んだ小箱を ずっとずっと 胸のおくに持って どこまでも
11年間、嬉しいだけでなく悔しい思いをしたこともあったしその方が多かった気もする。自分の青春を捧げたのではなく、間違いなく自分の青春そのものだった思い出たちがこの後も自分の宝物であって一緒に進んでいくんだなと思わせてくれました。
大石泉を含めたシンデレラガールズのアイドル達だけでなくプロデューサー達に向けたメッセージだったのかなと解釈してしまいました。

おわりに

最後の「Great Journey」についてはほぼほぼクッソクサい自分語りになってしまい申し訳ありません。
今回担当アイドルの初ライブに参加して、担当がいないライブの2兆倍楽しいことに気づきました!!
初めて出したフラスタも大木さんに見ていただきコメントもいただけたこと一生ものの宝物です。カスみたいなラフに魔法をかけてくださった絵師のりーぬさんとお花屋さん、そして協賛者の皆さんありがとうございました。りーぬさんは「次」の言質をいただいてるので…
これからも新しい夢、キラキラの宝物が増えていけばいいなと思います。

おわり

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