「しょぼい起業で生きていく」えらいてんちょう著
読み終わりました。
中古で買った一冊です。
自分も病気持ちで体力がなく、なかなかまともに働けない身です。
いろいろと支えられて生きている現在ですね。
それでもなんとか生きていて、やりたいこともある、というのはラッキーなのかもしれません。
創作を続けたい、とかはできています。
友達といろいろ遊びたい、は大人になってしまって相手の都合もあるし、自分が体力がなくて、なかなか実現してません。
まあ、創作仲間もオンライン、オフラインでいるので、同人活動、ネットでの活動など、繋がりができて楽しいんですけどね。それも遊んでいるに近いかな…。
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さて、前置きが長くなりました。
本書では、普通の起業の仕方が書いてあるわけではありませんでした。
もし、一般的な起業を志すなら、他の書籍をどうぞ、といった感じです(実際、そういう文章もありました)。
で、この本では、お金換算だけが収益でないよというようなことも書かれています。
何かをするのに協力者がいたり、手伝ってくれる人がいるだけでも違います、と。
そうですよね、その手伝ってくれているところを業者に頼んだら、お金を支払わなければならないですもんね。
それが、「手伝うよ」ってなれば、いくらかのお礼は必要かもでしょうけど、業者ほど高額なお礼ではないですし。
で、その「手伝うよ」って人を得るには、草むしりのような泥臭い仕事もコツコツやって、信頼を得るというのが大事だと書かれていました。10回草むしりを頼まれて、10回完璧に草むしりしていたら、頼んだ方が放っておかないよ、と。なるほどな、と感じました。
たぶん、手伝ってくれる人を目的に仕事ばかりしてても、見透かされそうなので、ここは精神論に近いかもですけど、人柄とかも大事になってくるようなことも書かれていたと思います。
自分の棚卸すると、ネットではあまり人気者ではありませんが、オフラインでは、話しやすいひと、という感じらしいので、そこを伸ばしたいな、と思ってます。
ネットだとひとりのときのつぶやきで、愚痴みたいなのとか厳しいこと書くからいけないんですかね…。普通人と接してたら、そんなことは言わないかもだし。ダメだなぁ…^^;
ただ、弱い部分はどうしてもあるので、どこかではけ口がないとやっていけないのも事実です。それはどうしたらいいのか…。
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会社勤めが無理なら何に対して無理か分析してみるとよい、とも書かれてましたね。
自分なら、病気を持ってしまい、体力がなく長時間労働ができない、とかですかね。
社会の仕組みも変わっていって、短時間労働もしやすい環境が整って欲しいところです。
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最初から完璧を求めない、行動して足りない部分を足していく、といった言葉もありました。
アイディアだけあっても行動していなければ、出資してくれる人もなかなか現れないだろう、いった感じだったかな?
行動力って大事ですね。
自分は持ち込みもしたいですが、体力的に無理でできないです。なので、公募応募、同人活動、ネットDL販売といったできることをこねこねしています。
最初は創作したものをネットに公開するのも、閲覧数が伸びず苦しかったときもありますが、今では良い勉強になったと思ってます(今もそんなに伸びてませんが…)。
ともかく、トライアンドエラーを繰り返したら、パターンが見えた部分もあるし、技術的にレベルアップした部分もあります。
続けるって大事ですね。
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他にもいろいろためになることが書かれていました。
ここではちょっとだけ言葉をチョイスして、自分に当てはめていますが、本書を読んでみると面白いと思います。
厳しい経営の本とか自己啓発書を読んでいても、懐の深さは深くならないかもなぁ、なんて感じました。
ゆるさもある程度必要かな、と思わせてくれた一冊です。