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自己啓発本を読んで落ち込んだ時の対処法〜双極性障害だけどなんとか暮らせるライフハック〜

双極性障害である「私」にとって「多くの人ができることができない」なんてことは、正直あるあるです。

▼「私」について

今回のテーマなのですが、ピンポイントアタックです。「自己啓発本を読んで落ち込んだ時の対処法」。

タイトルそのままの内容なのですが、結論は「自己啓発本に書かれていることができないのは当たり前。なので落ち込む理由はそもそもない!」です。

どうしてこういうテーマでnoteを書こうと思ったのか……それは、私自身が自己啓発本を読むのが好きだからです。「これだ!」と思ったら買おうかなと思う前に買っています。

▼私の本の選び方について

というわけで、惹かれるものがあったら買う、読む。そして「私もこれをする!そうしたら私がなりたいと思う自分になれる!」と、めちゃくちゃ張り切って行動しようと思うわけです。

けれど、元々の性質も十分に関わっていると思いますが、双極性障害である私は、毎日(場合によっては一日の中でも)反復横跳び運動をしているんですね。

ただただ、つらい。うつ。そして、ただただ、おもしろい(じっとしていられない)。躁。

ぴょんぴょん跳ねまくりです。……となると、自己啓発本とはまったく関係なしに、落ち込むことは日常茶飯事なんです。

「じゃあ、なんでわざわざ自己啓発本をテーマに取り上げたの?」と聞かれたら……そういう本が持っているエネルギーは、テンションが左右されるほど力強いから!というのが理由。

だからこそ、「この本に書いてあることを実践するぞ!」とチャレンジ。その結果、「こんなに分かりやすく、私の求めていることの答えが具体的に書いてある。しかも、どれも本当にシンプルなこと。……なのに、そのシンプルなことができない自分!なんで!なんでよ〜!!」となったが最後、落ち込むわけなんです。

というわけで、今回は「自己啓発本を読んで落ち込んでしまった時、どうすればいいか?」。私なりの対処法……というか、考え方ですね。これを綴っていきたいと思います。

自己啓発本に求めるもの

自己啓発本って、私はすごく好きなんですよね。

ものすごいエネルギーに、背中を押してもらう感じが!

ただ、双極性障害というのは難儀なもので、ポジティブな元気!やる気!が長く続くかと言うと……ちょっと難しい。

そんな私が自己啓発本に求めるもの。それはやっぱり、ポジティブなエネルギーです。ページをめくる度に、力強いエールをもらうことができる。それが自己啓発本かな?と思います。

ただ、そうした強いエネルギーを受け取っても、それを習慣にするところが難しい。うつの波がやってくると、お布団とバイバイすることすらしんどいのです。

でも、「強力なエネルギーが欲しい!」という気持ちはいつもあって、それを叶えてくれるのが自己啓発本。

「こうなりたい」という望みを、手放すことはできないのです。そして、「こうなりたい」を叶えるための教科書の一つとして、自己啓発本を買って読んで、そして買って……となるんですね。

自己啓発本の落とし穴

自己啓発本は、私のエネルギー源の一つです。

ポジティブになれるのは嬉しい。そして、書いてあることにチャレンジするのも、自己肯定感を高めてくれる。もちろん嬉しい。

でも、ちょっと躓いてしまった時……。ずぼんと落ち込んでしまいます。力強いエネルギーは元気もやる気も与えてくれますが、その分だけ躓いた時の落ち込みも激しいのです。そうなると、高めてらった自己肯定感は一瞬で消え去ってしまって、残るのは情けなさだけ。

「私はどうしてできないんだろう」

ふと、こう思う。すると、「私は劣っている」「こんなこともできないなんて、ものすごく恥ずかしい」という気持ちが一気に溢れ出すのです。

でも、その辛さにどう対処すればいいのか?これの答えがぽんっと出たので、同じような辛さ、情けなさを感じてしまう人がいるのなら、ぜひシェアしましょう!

初めに書いたとおり、結論をとっても簡単にまとめると、「自己啓発本に書いてあることができないのは当たり前」です。次で、これを詳しく説明していきますね。

「できないのは当たり前」

自己啓発本に書いてあることができない。これって実は当たり前なんですよね。

だって、私はその本を書いた人ではありませんし、紹介されているのは「書いた人がやってみて良かったこと」です。十人十色とはよく言ったもので、いくらシンプルに書かれていたとしても、それをそのままやってみて同じ結果を得られるかというと違うんです。

▼十人十色の自分の色を生きようというお話

自己啓発本に書かれていることができない。その理由は「自分は書いたその人じゃないから」。

チャレンジすることはもちろん必要ですが、それをそのままコピーしても意味はないんです。「そういう考え方、やり方があるのね」と思うのはいいし、結果が出ればやっぱり嬉しい。でも、それで躓いたとして……なーんにも問題ない!「なるほど」と思っても、それが合うか合わないかは人それぞれです。

だから、もしも躓いてしまったら。

それは自分には合わない方法なのかもしれません。ということは、落ち込む必要はないんですよね。むしろ「これで躓いたなら、この方法は合ってないんだな。じゃあこのやり方はやめよう」という発見ができるわけですから、それでいい。そして、「参考になったから自分に合うように工夫してみよう!」と自分に合うように、好きにカスタマイズしてみればいいかなと。とりあえず、この方法が自分に合ってないことが分かった!これでいいのです。

そして、次のステップ。

「自分用に工夫すれば、案外うまくいくかもしれない」と試行錯誤していくと、その中で新たな発見もできます。要するに、失敗と思ったことも情けないと思ったことも、全部が全部無駄になるわけじゃないんです。できることとできないこと、これが分かればそれでいい。そうすれば、いつかは自分に合った方法を、自分自身で編み出せるはずです。そのためにはやっぱり、まずは経験。そして、その経験がもたらすものを肌で感じることが大切です。試行錯誤した分だけ、「自分」という「個」は育っていくでしょう。

自分の人生なわけですから、自分が経験したこと、肌で感じたことを大切にしていくのが何より重要です。そして、それは必ず今後の自分の人生に役立ってくれます。

自己啓発本は背中を押してくれるだけでなく、自分をより深く理解できるチャンスまでも与えてくれる。なので、書いてあることができなかったとしても、落ち込む必要はまったくないのです!

自分を育てるのは、他の誰でもない自分自身。これさえ分かればいいのです。そうしたら、「でききないことを嘆くより、できることを探す方がいい!」と思えませんか?

そうして、自分を育てていくのです!

▼普段はTwitterにいます。双極性障害とライティングについてのツイート多め



私という「個」を応援してくださると嬉しいです。このnoteで行っていきたいあなたの「進化」のお手伝いにて、恩返しできればと思います。