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京アニ放火事件の最後のヒキガネを引かせた人物。

彼は犯罪者です。ただ生い立ちの一部を見ると同じ人間として切なくなります。彼のような生い立ちや境遇ではたしてまともな人生を歩ける人間がいるのでしょうか?私はいないのではないかと思っています。

食べるものがなくて死んでいく子供がいるように、一見恵まれているように見える日本でも罪のない子供が愛を与えられずに心から飢えて死んでいくのも同じことなのでしょう。こうしたことは大人の責任だと思います。彼らのような子供に関わったすべての大人の責任であると思います。

ただ、子供は子供なりに両親が産んでくれたというその愛を受け止めなければいけのでしょう。その後に捨てられたとしても、虐待されていたとしても、産んでくれたという真実は真実なのです。そこにしか救いがないと言えるかもしれませんが、これはただ一つの誰もに与えられた共通する同じ真実(愛)です。

凶悪犯罪や凶悪事件の最後のヒキガネを引かせたのは、犯罪者にまとわりついた無数に存在する大人の心ない悪意であったり弱さが含まれていたのだと思います。私達の日々の小さな行いは何気ない行いは誰かの重大な行方を常に左右しているのかもしれません。そしてその誰かとはあなた自身とも言えるのです。私達そのものなのです。

これまでの行いは変えられませんが、これからの行いは変えることができます。不幸になるはずだったものを変えることもできるはずです。


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