ArchiCAD 図面データ貼付マニュアル?

いろんなデータを統合して、組み合わせ、モデルを作成することで精度を高める。周辺でデータを作成する人達は必ずしもArchiCADを利用していない場合も多い。どんなデータでもらっても効率良く作業を行いたい。

図面貼付の方法は下記の4つ

[ファイル]-[外部参照]-[ホットリンクモジュールを配置]

[ファイル]-[外部参照]-[外部図面を配置]

[ファイル]-[外部参照]-[XREFをアタッチ]

[ファイル]-[ファイル特殊]-[結合]

ホットリンクとはファイルは別のまま3Dモデルを統合する場合に利用するものだ。ただし、平面で配置した線や寸法、文字などのオブジェクトも配置される。レイヤーも継承される。注意するのはレイヤーや複合構造、断面形状など 変更を行うと追従しないことがある。これらを統一するには属性マネージャを利用する。でも、場合によってはやらないほうが良いこともあるようだ。後日検証したい。
更新のタイミング 自動で更新されない。ホットリンクマネージャで更新すれば最新の状態として表示される。

外部図面とは2Dで作成されたあらゆる形式のものを貼りつけることが可能だ。貼りつけた図面がCADのデータであってもレイヤーなどの情報は継承されないためオンオフはできない。たとえばdwgのデータのレイヤは保存した状態のまま表示される。オフにされたレイヤは表示されないということだ。邪魔なレイヤは非表示にして保存し、参照するしかない。最近のバージョンではdwgであれば貼り付け後特定のレイヤーを非表示にすることが可能なのだ。更新のタイミングを図ることはできない。そのファイルのあった場所を変えれば更新することを防ぐ事は可能だ。

XREFとはAutoCADのXREF(いわゆる外部参照のこと。ややこしいな!もう!)と同じことが可能だ。レイヤが再現される。表示非表示の切替をすることができる。こちらはArchiCADのレイヤーへ乗っかる。

結合とはレイヤーからオブジェクトを他CADやArchiCADの3Dオブジェクトなどを取り込む時に利用できるものだ。

それぞれ特徴的なので自分に一番見合った方法を選ぶことが可能なのだ。こんな柔軟性がファンをつかんではなさない所以だろう。

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