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亀山亀男がNHKを、、、!

掃除洗濯をしていると、洗面所の横からぬるっとNHKの集金人が訪れ、陰湿な絡み方に身体のだるさも相まって最悪のスタートを迎えた今日。


昨日たまたまテレビでゴッホの特集をしているのを観た。

孤独と焦燥にもがきながら牧師になったり絵描きになってからも貧しい自分と照らし合わせて、農民や肉体労働者を描くことが多く、晩年には糸杉を教祖のごとく燃えるように描き残していたゴッホの姿をテレビに食い付くように観ていた。

東京で俳優を志してから、本、映画、アートを嗜むような習慣になっていた。

人、自然、社会、色んなテーマをそれぞれの枠内に収めて表現する。

それぞれアーティストの価値観が傲慢に散りばめられているものの、枠内に収めて提示してもらえるとわかりやすくなり、一個人として社会で生きていく中で乱雑されているものの一つの見方として学ぶことができる。

枠内に収められているものの見方に感動し、日常生活に戻り、ふとパノラマの大風景の中に自分なりの枠を発見することができ、感動する。

ゴッホが牧師になって、信仰の対象とした教会の形に糸杉が似ていて、糸杉自身を信仰の対象にようにするのもアートと日常を行き来しているから当然の結果だと思う。

太田市図書館は文学作品はほとんどなくアート作品に特化している。


大きな本で見るゴッホの作品は屋上で太陽に照らしながら見るのが心地よく、朝のNHK職員も身体のだるさも風に乗って吹き飛ばされていった。

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