見出し画像

エイラビショップ用全カード考察・BOS

↑前回。

自分用。

読みやすさは無視。

基本的に《エイラの祈祷》本体を使えるアンリミ前提。

総評

ビショップ専用のデッキ圧縮ツール《封じられた法典》、単純にカードパワーの高い進化権カードである《ホーリープリースト・ロレーナ》と汎用的に使える強カードが増え、ビショップそのものの立ち位置がかなりよくなった弾。

が、それより何よりエイラビショップにとっては《七宝石の姫・レ・フィーエ》がありがたい。

いきあたりばったりの引き込んだリソースのみで戦わざるを得なかったエイラビショップにとって回復による無限リソースは願ってもみなかった恩恵であり、DRK期のリソース差でどっしり構えるコントロールと《天狐》以後のドブンOTKの両立構築を狙えるようになった。

しっかり「引けば勝てる」カードになった反動か、この辺りから《エイラの祈祷》引かない問題が顕著化し始める。

《七宝石の姫・レ・フィーエ》

一時期は「アンリミテッドで唯一通用する6PPオーバーのカード」とまで言われたエイラビショップ最強のフォロワー。

回復によって毎ターン無尽蔵のリソースを供給し、「ライフ30点持っている前提で強気に出る」対アグロプラン、「《エイラの祈祷》で尻を伸ばして盤面を修復しながら1:2交換を繰り返す」対ミッドレンジプラン、「突破不可能な盤面を作り《天狐》でOTKする」対コントロールプランの全てを強烈にサポートしてくれる。

特に対ミッドレンジプランの支えが強く、盤面にも1点回復を撒けるため《エイラの祈祷》込みで1ターンに2点の修復を確約してくれる。

このカードに進化権を使えば自力で弱ったフォロワーを用意でき、擬似的な《ムーンアルミラージ》として振る舞わせられることも可能。反面ただポン置きするには6PP4/5守護では隙が大きいため、半ば進化権を使う前提のフォロワーと考えたい。

また、毎ターン《エイラの祈祷》の起動を確約することで回復カードのスロットを大幅に低減できるのも利点。《ホワイトタイガー》《スノーホワイトプリンセス》のような、回復に直接関わらないただ強いだけのフォロワーを積む正当性を担保してくれる。

攻防揃った非常に強力なカードであり、ミラーマッチでは先に出す隙を作らせた方が勝つ。ミラーの盤面は《七宝石の姫・レ・フィーエ》進化でマウントを取られないかを意識して作りたい。

とはいえ効果を抜きにしたフォロワーとしてのスペックは淡白そのものであり、唯一2枚目以降の素引きが非常に弱いことが欠点。ミラーマッチが少なくアグロが多い環境なら2に減らすことも検討していいが、出せた試合のリターンが大きすぎるので基本的には3枚積みたい。

《壊れたる神・チェキババ》

えーっと……後のレジェンドなんかあったっけ……。

《烈風の翼神・ガルラ》

えー……あー、うん……。

《テミスの粛清》

よりヤバイ《テミスの審判》。

あまりに取り回しが悪いので、アンリミテッドならほぼ《テミスの審判》でいい。 

稀にテミス6投したデッキを組んでニコニコする。

《ホーリープリースト・ロレーナ》

2/2/2ながら進化権フォロワーとして振る舞える小器用かつパワフルな一枚。

とりあえず《ロレーナの鉄拳》を選んでおけば終形が4/4/4エニーターゲット4点になるため、ほぼ《鉄槌の僧侶》として振る舞える。

加えてエイラビショップなら《ロレーナの聖水》での1回復+キャントリップも非常に有用。状況に応じて柔軟に盤面を作れる良カードであり、進化権が余らなくなるROGでのエイラバブルまで長くエイラビショップを支えた。

《天象の風・ペトラ》

とりあえず《ゴブリン》。おまけも状況を選ぶがないよりはマシなため、《楽園の聖獣》軸エイラビショップなど《ゴブリン》を取りたいデッキには自然と入れられる。

《星跡の巡礼者・ソフィア》

蘇生したカードからはバフが剥がれるため、進化権を切るほどの価値はない。

《天罰の神父》

《鉄槌の僧侶》《ホーリープリースト・ロレーナ》に加え《七宝石の姫・レ・フィーエ》にまで進化権を切りたいエイラビショップでは出番はない。

《プリズムスイング》

アドバンテージを取れる及第点除去だが、得られるのがバニラじゃなあ。

《信仰の天使像》

戦闘でアドバンテージを取るエイラビショップにおいて自由に攻撃できないデメリットはあまりに重く、往々にしてまだ《クレリックランサー》の方がマシ。

《内気なアルミラージ》

ビショップによくある定数回復の《ムーンアルミラージ》もどき。定数が低すぎるため《エイラの祈祷》でバフするとダメージを捌ききれずあっけなく落とされることも。

弱いカードではないがエンハンスがかなり邪魔なため採用は控えたい。どちらかといえば潜伏で盤面回復2回を確約できる《天狐の社》向けのカード。

《ウィンドプリースト・ヘイゼン》

進化後スペック以外は《スネークプリースト》。素直に尻が伸びる《スネークプリースト》の方が使いやすい。 

《封じられた法典》

適当に置けばとりあえず《知恵の光》相当の1PP1ドローなので弱いわけがない。

その上で2PP払えばそこそこ強力なアミュレットに化けるため、汎用性はなかなかのもの。

《聖なる教示》はカウントが1減った《詠唱:白翼への祈り》。コスト相応のカードであり、疾走持ちで即座にバフをアクティベートしたいエイラビショップにとってはありがたい1枚。調整が楽になったため《天狐》との噛み合いも更に向上した。

《忌むべき教示》はフォロワー戦を主とするエイラビショップにおいては一見使いづらいが、2PPターンにこれを置き3PPで《エイラの祈祷》と入る動きはピンポイントながら強力。こういうピンポイントな動きにオールインできるのもチョイスカードの魅力の一つである。

しかしアミュレットである性質が災いしてトップデッキした時の弱さが尋常でなく、1ターンとはいえ場を埋めるデメリットも気になるため、《救護院の主・サレン》などのカウントダウン軸エイラビショップ以外にはできれば採用したくない。

Nerfされる前は0PP1ドローで紛れもなく最強の積み得カードだった。使いながら「ビショップだけ37枚デッキに46枚分の多様性を内包している」と言ったほど。

《プロトバハムート》

エンハンスは劣化《テミスの審判》。素の効果は自分の盤面を破壊するので《エイラの祈祷》との相性最悪。おまけにアンリミテッドの8PPは勝負ターンなのでこんなお荷物を出している暇はない。

やたら辛辣なのはイラストがカッコよくて3枚作ったら全然使わなかったからです。

《レジェンダリーファイター》

「バニラよりマシ」で済ませるには大きすぎるおまけを持った、おもしろと汎用性を両立したカード。

エイラビショップだと2PPが激戦区であり、コンスタントにアミュレットを使用するのがやや難しいので採用は控えたい。

《革命の覇食帝・カイザ》

ずっと人参作っててくれないかな。

《蒼の少女・ルリア》

エイラビショップ的にサーチしたい本命は……えーっと……ないな……。

《熾天使の剣》

エイラビショップのとにかく苦手な《冥府への道》を処理でき、アグロ相手には軽量除去にもなる取り回しのいい一枚。環境次第では《漆黒の法典》すら押しのけて採用できる。

《蒼天の守護騎士・カタリナ》

単純にカードパワーが低い。

《伝説の幕開け》

清々しいくらい劣化《エイラの祈祷》。

《蒼空の先導者・ラカム》

軽い二段攻撃持ち。《麒麟》よりマシだが、やはりエイラビショップでは使う気がしない。

《スウィンガートリオ・ローアイン》

フォロワーが途切れないのはいいことだが、加わるフォロワーが全て弱い。

《探偵の調査》

《光の筋道》と《魔術書の解読》を足して2で割ったカード。即ちゼロ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?