ハリネズミは飼うのが難しいらしい(一週間連続投稿達成)
昨日、某TBS系の番組にて、ハリネズミが紹介されていた。
だっこされ、腕と腹の間に入り込もうと一生懸命な姿を見て、素直にかわいいと思ったが、ただ暗闇を探しているだけだという。
動物ってそういうものだよな。人間のことを、建物だと勘違いしているということなのか?と思った。
動物のカフェを見ると、ふわふわしていたり、肉感のあるものが人気だという印象を受ける。子豚とか、梟とか、猫とか。ハリネズミも腹は柔らかそうだ。
あの体温がある感じや、湿度のある感じの皮膚に人間の多くは好感を持つ。近くを通っただけで暖かく、触ったりして、生きているんだなぁと感じたりすることで、セラピー的な役割になるとか。(ならないとか?)
亀は全然やわらかくない。
皮膚感がなさ過ぎる。
だからちょっとハリネズミがうらやましく思えた。
でもなんか、かわいげはないなとも思う。
好みに合わなかったら餌も食べないんだってさ。それで餓死する頑固者らしい。
亀はなんでも食うぞ。先が緑になっているデッキブラシを食べようとしていて焦ったことがある。匂いとかで判断してほしいものなのだが。
僕には母性なるものはないと思うことがよくあった。学校とかでクラスメートの弟とかがいても全然かわいいと感じなかったし、15歳くらい歳の離れた従妹もかわいくない。子供に対して無条件にはかわいいと思えない。そして、懐かれることもないから距離が全然縮まらない。
それはつまり母性はないということなんじゃないかな。解釈が間違っていたら申し訳ないが。
一他人としてなら見ることができるし、対等の立場、同じ目線に立つことができる。けれど、子供だからかわいい、っていうのはどうもよくわからない。
わからないを是正しようと努力しているわけでもないが。
でも動物はかわいいという認識はある。
僕とたいして歳の変わらない猿の動画をよく見るが、あれはかわいい。鷲掴みにしてフルーツとかを食べているところはおいしそうに見えるし、頬袋(?)に食べ物を詰め込んでいる姿は無邪気だ。
この、動物はかわいい、というのは子供かわいいとは違うベクトルの感性なのだろうな。
亀はかわいいかと言われると、正直頷き難い。
顔怖いし。
(参考画像、今年の二月に撮ったもの)
嘴が長くなっちゃったんですけどね…。普通にものを食べるので放置。にんじんとかをあげて調整しようとしている。
かわいいのか?かわいいと言ってもらえることもあるが…。
ふわふわしたものたちに失礼なんじゃないかなという気がしている。
僕がもし愛猫家であればもっと友達も多かったのだろうが、亀を飼うというセンスの時点で、輪の中に入りづらいという運命を背負ってしまった。
でも、それこそが僕のアイデンティティなのだ。
性別も年齢も判断しづらい。それが魅力なんだけど、そういった嗜好を理解してくれる人は少ないように思う。
明日も明後日も一年がどうなろうと、もうしばらくは家に亀がいる生活は続く。殆ど反応がないが、というかパターンが少ないが、僕の数少ない誇りだ。
今日は面接について書けなかったが、自己分析にはなった。
ではまた明日。
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