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助手「才能に溢れた人って魅力的よね?」

ワイ「お褒めにあずかり光栄です。」

助手「いや、アナタのことじゃないわよ。」

ワイ「才能は生まれ持った場合もあれば、途中で開花することもあります。」

助手「いずれにしても才能を持つことはすごいことだよ。」

ワイ「私も才能に溢れてませんか?」

助手「煩悩には溢れてるけどね。」

ワイ「才能・・・特に天才と呼ばれる人は特徴的ですね。」

助手「どんな特徴だっけ?」

ワイ「特定のことに対する知的好奇心が常人のレベルではないです。」

助手「確かにすごい集中力で取り組む人いるよね。」

ワイ「そのことだけに集中する姿は周りから見れば特異に映ります。」

助手「だから周りから変人扱いされるのね?」

ワイ「私が変人扱いされるのも天才が理由かもしれません。」

助手「アナタの場合はただの変人。」

ワイ「そして天才は周りの目を一切気にしない。」

助手「集中し出すと周りが全く見えないってことね。」

ワイ「私も気になる女の子がいると周りが見えなくなります。」

助手「ただの変態だから。」

ワイ「また天才は決めたことに対して異常なほどストイックです。」

助手「とことん追求する姿勢ってことよね。」

ワイ「そうです。とことん相手を追い求める私の姿と重なりませんか?」

助手「もはや天災レベルだよ。」

ワイ「そう考えると私は天才なのではないだろうか。」

助手「勘違いも甚だしいね。」

ワイ「天才と変人は紙一重って言うじゃないですか。」

助手「大丈夫。天才とアナタの間には分厚い鉄板が横たわってるから。」

ワイ「しかし何度も壁を乗り越えてきた私ですから。乗り越えられないものは何もありません。」

助手「乗り越えたと思ったら目の前に別の壁があるけどね。」

ワイ「その度に私は成長しているのです。」

助手「そもそも天才は努力を苦と思わない人の意見に流されないよ。自分が決めたことをやり抜くのが天才。」

ワイ「あれ?全然当てはまらないですね。」

助手「当面、才能の開花は期待できないね。」


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