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大人になってから見る桃太郎

桃太郎の話。

桃太郎の話は人生の良い例えになる。
桃太郎もおばあさんが川で洗濯していなければ出会わなかったし、おばあさんがスルーしてたらそのままどうなっていたことやら。

ただ、これは僕らの人生においても同じことだと思うので僕なりの見解を書いていきます。

・桃太郎は偶然が偶然を呼んで出来上がった

実際桃太郎の誕生は「おばあさんの勇気」が発端だった。

桃太郎の入った桃は川をどんぶらこと流れていた。普通、桃が川を流れていたら誰でもビビる。桃がどこから流れていたかわからないけど、事実おばあさんの洗濯スポットまでは誰も拾わなかった。

おばあさんは川を流れてくる桃を見て全くビビらなかった。そしてその桃を回収した。皆さんが川で突如桃が現れたら拾うだろうか?僕だったら「川の水で汚れて汚そう」と思って絶対拾わない。

でもそのおばあさんの勇気と、暖かく桃太郎を育てた事により桃太郎が勇敢に成長して、鬼を退治して盗まれた宝を取り戻し、以後平和に暮らすことができたのです。


・桃太郎が独裁者だったら?

ただ、おばあさんが桃太郎を拾っただけでは鬼退治は成立しなかった。桃太郎は小山ほどある木を一人で担いで投げ飛ばすほどの力を持っていた。現代で考えるとおそらく「喧嘩にめっぽう強い不良グループのトップ」になれるくらいのポテンシャルを持っていた。しかし、おじいさんおばあさんの教育が良かったのもあると思うけど、桃太郎は唯我独尊タイプではなく、謙虚に協力を求めるタイプだった。その謙虚な姿勢と熱い想いに感化されてキジや猿、犬が仲間に加わり最終的に彼らの助けがあって鬼を退治することができたのです。

・まとめ

桃太郎の話から、何かを起こすには「直感」と「謙虚さ」が大事だということがわかります。
桃太郎はおばあさんの直感と桃太郎の人柄でハッピーエンドに終わる話です。おばあさんが川で桃を拾わなければ始まらないし、桃太郎が自分でできないことを他の仲間に素直に協力したからこそ鬼を退治する事が出来ました。

しかし、これは私達の日常も変わりません。大きなチャンスはいつでも巡ってきませんし、リスクをとってでも飛びつかないと二度と同じ様なチャンスは巡ってこないです。そして、一人の力では限界があります。だからこそ信頼できる仲間に協力してもらわないと大きな事も出来ないし、精神的にも肉体的にも潰れてしまいます。

「星の王子様」もそうですが、小さい頃によく読んでいた本を大人になって改めて読むと、色々気づくことがあるかもしれませんよ(^^)


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