戯曲『たぬき新聞はおおそうどう』挿入歌
小学生にメディアリテラシーを教える?大胆な作品です。教育の基本ですね。メディア崇拝の日本人にはきつい。歌でお話の概要はわかると思います。
35年前、小学校巡回公演。
「たぬき新聞はおおそうどう」挿入歌
🐹たぬき新聞社社歌
朝の雲流れるつくしが森
亀の子かけてひっくりかえる
からから笑っておはようさん
亀の子今日もから元気
お日さま駆ける空のした
たぬき楽しくころげ回る
たまにはたぬきもお昼寝よ
たまったお仕事ひとだのみ
森のせせらぎに水は流れ
まきばへと風は森をこえて
まちの広場へも吹いてゆく
まちがいなく夢がとどくのさ
🐹新聞記事のバラード
昨夜は三千万のお星さまが笑って
つくしが森の闇は光がとびまわっていました
光のつぶにかこまれて
ふくろうの子供たちがかくれんぼ
みんなあんまり上手にかくれたから
おにのフーちゃんは迷子になって
こまってしまいました
朝になってフーちゃんは
たぬき新聞社でおやすみしています
フーちゃんのお父さんお母さん
たぬき新聞社まで来てくださいな
あわてて迎えに来てくださいな
🐹あなぐまとむささびのアリア
退屈なことは大嫌い
おもしろおかしい事ならば
何でもネタに金儲け
おれにまかせろ❗️あなぐまに
あ💥あっちこっちの出来事を
な💥なりふりかまわず記事にして
ぐ💥ぐうたら共に売りつける
ま💥またまた今度も丸儲け
森から森へ飛び回り
ごっそり集めるスキャンダル
おいら突撃レポーター
空飛ぶ姿は❗️むささびだ
む💥無理を承知の強引さ
さ💥さかさになってもころんでも
さ💥さっと仕上げる特ダネは
び💥びっくりするよなスピードだ
🐢すこし寂しい亀記者の歌
かめ新聞がおしまいになるって
いいやすこし休むだけさ
すこし休むと元気が出るだろう
そして新しい事を発見するかもしれない
新しい友達が出来るかもしれない
別れたひとともめぐりあうかもしれない
前とちがった夢がうまれ
今までの事がすべて
楽しい思い出になるかもしれない
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