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不思議なはなし

電池がすぐなくなる
昨日の夜まで90%あったのにな
今は40を切っている
そんなにスマホの電池って喰うのだろうか

最近することない
いや、ほんとはあるけど
のほほんとぼんやり時間を使っている

まさしく時間のたれ流し、無駄づかい
でもそれもを肯定化する
なぜなら、時間のむだは良くないとカラダに染み付いているからそういう教育と情報を得たから
こんな発想になるのだ
時間は無駄にして良い

世の中に蔓延ってるルールはすべて現代作られたもので
今の平均寿命を鑑みれば人はすごく時間が余っている
どうせ年をとっても80でも働くのだもの
今の時間をのんびりして何が悪いんだろう

病気して思ったけど、
人間はカラダが弱ってると(睡眠と栄養が足りてなくてストレスがある状態のとき)
ウイルスと細菌の侵入を許す

そうすると、病気にかかり、
療養が必要になる
美味しいものを食べて、ゆっくり身体を休める
だいたい1週間もすれば回復する
なぜなら人間のからだは回復する能力が備わってるので薬とか飲まなくても
勝手に回復するから
血が勝手にとまる仕組みといっしょだ

でも、今の社会だと
具合悪い→病気いく→診断もらう→薬もらう→2日で回復させる→日常
というサイクルをさせるのが当たり前になってる

すごい
それが当たり前になってて
たまにお医者さんが薬出さない先生で身体あったかくして(頭寒足熱)滋味あるものたべて寝てくださいという診断をされると
怒る患者がいる
「あの先生はダメだ!」

薬を的確に出してさっさと治してくれない先生が正しいと思ってる人が多い世の中だ
まあ、なにもかもが効率主義の世の中だ

わたしはそこから常々一歩引きたいと思っている

だって金儲け主義とか多数決とか効率主義とかって
あんまり自分の主義ではないから
それは多分自分がマイナなんだろうと思う

ただ世の中が大多数かというのではなくて
一部の人が自分のしたいようにやりたくて
この自分の主義を持っていない流動的層をコントロールして、そちら側に取り入れているのだろうと思う

わたしは金儲け主義です!資本が一番!て思っている人はむしろオッケーで
何もそんなことを考えてない人が大多数なのが問題なのだろうと思う

みんな考えてなくて、情報の波に翻弄されている人が多いのだ
それはなぜか、一部の人が大多数を忙しくさせているから
人は忙しいと考える暇なんてない
本を読んでる暇はない
スマホから、自分に影響のある小さな事象(たとえばピーマン千切りに調味料を加えて1分チンすればご飯の一品に、みたいな情報、明日の天気や交通情報など)だけ取り入れて

全体の情報からこれからの流れや空気を考えて自分が次に何の一手をうたなければいけないかを考える暇がない

人に大きなストレスを与えて(疲れ)考える暇を与えない。
いまそういう見えないモンスターが日本の上空にわたしは見えるんだけどどうしたらいいのかな

それはエンデの時間泥棒みたいに灰色であるんだが
エンデはそれをうまく物語にしたけど
わたしもそれをストーリーという形で
提示したがいいのかなぁと最近考えている

追記
世の中から紙ベースが消えていくのだろうと最近思う
昨日本屋に行って、手帳コーナーをぼーっと見ていた
すごく細分化された一部に特化された手帳が多くあった
これは商業的マーケティング手法で
全体に当てはまる商品より自分だけに向けられた商品だと思わせると人間は購入しやすい
(細木数子氏著の占星術の本がその顕著な例だと思う)

これはまさしくわたしのための本だわ!とか文房具だわ!とか思わせると買うのだけど
昔はそんなに細分化して作れなかったのが現代の技術的画期的進化で小ロットでの作成が可能になったから出来るようになったのであろう

それと同様に、人も同じことが言える
あ!この人、わたしと同じ考え方だわ!とか
この人の考えすごく共感できるわ!
とか思うと人はその人のことを信用するようになる

人には本能的にプロテクト機能がついており、
母親という名のGODに完全なる信頼と自分の居場所を置いて、(nest)そこから巣立つが
見知らぬ人、世界にはプロテクトが普通かかる
怪しむのだ

それが外れると人間は早い
意外とそのプロテクト機能が一度外れると極端に侵入を許すことを人はあんまり自覚していない
あっという間に自分の仲間と意識してしまう人はだから意外と騙されやすいし、受け入れようとしてしまう
それと義務教育のせいもあるが、日本は性善説の教育をしている
そうするとプロテクトがとれた状態で人はみんないい人だと思って生きていると
周りが良い人ばかりならいいのだが
そうでない人間が1人でもいると
ものすごく傷つくことが起こりうる
もしくは変な宗教にハマることも起こりうる

でも世の中悪い人もいるよ、と教えることはすごく大事な気がする
特に小学校の道徳の授業でこの前
「これからはグローバル化の時代、忍耐力やヘコタレナイ能力を付けることが必要です!」なんて教育委員会の方が話しておったが

だったら世の中怖い人間(人を傷つけてもなんとも感じない人)や、自分のご都合主義で動いてる奴がうじゃうじゃいて、
日本の文化の人以外とも仕事する世の中になるんだから自分のプロテクト機能しっかりね!
ということも教えたがいいと思うんどけどね

そんなわけで、自分の意見をギャンギャンいうより
それを一度距離遠くして、物語にすると人に届けやすいのかなぁと考えています。

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