未来文明史論2019(3)地方都市改革・近未来編

★ニュース:本日の夕方に、お天気予報どおり、「雷雨」あり。想像を超えて、『記録的豪雨』により、市内各所で冠水。洪水地域があり。
これらで、いかに地域問題か深刻か、自然災害や環境について、「思考実験」することを実感しました。約30分の妄想で、書けた拙稿です。

▼今日の箴言:「何になっても、人間らしい、正直な暮しをするつもりです。」「杜子春」芥川龍之介

 まず、わたしは「未来」を悲観視していない。とはいえ、楽しいこと、幸せなことばかりでもない。つぎに、絶望して「未来予測」してはいない。いま住んでいる福島県では予測できた「悲劇」が起きた。2011年3月11日のことである。しかしながら、その対応策が不十分だったと、2019年現在の今ならば誰でも批判出来る。《思考実験》すればよかったのである。

 つぎに、「実践の場」として、いま住んでいる「22世紀の街づくり」を行いたいと思う。
【目標】これから待ち受ける超高齢化少子化社会と化石燃料の枯渇という問題。東京や大都市圏とは違う、地方の荒廃を乗り越えるために。
◆約束1:あくまでも、自由に「旧体制」変更できる前提。「思考実験」である。
◆約束2:古い制度やテクノロジー、既存の権益や行財政のしがらみにとらわれないこと。
◆約束3:未来のテクノロジーを最大限に予想し、利用すること。
「文明史」という言葉は、かなり大きなものを指す場合が多い。あえて身の回りの生活を対象とする。

 3つめ、わたしは海沿いに住んだことがない。ゆえに「内陸の地方都市K市、人口30~50万人」と仮定しよう。

※必要なインフラや設置物など検討中。イラストなし【今後の追加】

【テーマ】「22世紀の街づくり~宇宙と地球と人間、科学技術との調和~超高齢化地域社会の超克」

【22世紀にも残すもの、作り出す必要なもの】
①二酸化炭素を排出しない自動車開発とそのための道路・高速鉄道のための駅・市内の路面電車やバスの運用。
➁データ収集のため市役所(出先の機関ではなく自宅テレビやタブレットでパソコン決済、体内にICチップ埋め込んだり、脳内で個人認証)。
➂未来型道路の開発(高速道路・国道・県道・市道、環状道路、バイパス)。
④汚染された河川の自浄(現在は、上流にある製紙工場のため汚泥や汚水、放射物質を含む)や治水事業@県の南北を走る水害発生する大河A川と県中央にある巨大な湖の浄化。
⑤国際総合的公園(空調施設や国際大会ができる体育館・陸上競技場・屋内温水プールなど)とのその運営、維持で赤字にならない利用。
⑥観光地(歴史遺産・温泉・山など)。
⑦新しい形のインフラストラクチャー(水《汚染された河川の洗浄、地下水に頼らない》・電気・ガス・新エネルギー・インターネットや電話など、自治体の枠にとどまらない)。
⑧自然災害に強い、街づくり施設(火山や大震災で被害あり)。
⑨保育園・幼稚園・小中学校・大学・研究施設や教育文化施設(教育・スポーツ・図書館など)との合体。それぞれ小分けにしない、財源や省庁の垣根なし。
⑩老若男女・外国人・障がい者・妊婦など宇宙人やロボット(人工生命体)など、みなにやさしい街づくり。
⑪太陽系社会でも通用する《ものづくり》の場所(工業団地・企業など)。
⑫人間の身体は進化する。人工義肢の調整や開発を含めた、病院・社会福祉施設(救急救命、リハビリテーション施設も含む)。
⑬若年層が不便を感じない、定住できる地域。
⑭次の世代に「歴史・民俗・芸能」など文化を伝えてゆく施設。若年層の才能を育てるために。日本には「天才」が生まれない土壌になってしまった。昭和の努力を食いつくした平成の科学史。
⑮ゴミなど自然環境を壊さないリサイクルできる施設。
⑯未来の職場(AIとの共生ができる場所、労働者を辞めさせない)。
⑰太陽系でもっとも進んだ農林水産業の在り方。水田や田畑の再整備、海ではなくとも海鮮物資を養殖できる(太陽系や地球の環境とうまく調整できて、食料自給率が極めて高い)。
⑱宇宙自然環境(山・河川・海など。空気。太陽光など)の調整など。

▼デジタルで、図が描けるように調査中、ソフトなど物色中です。



【未来に、いらないもの】
❶汚職や失言する、役に立たない多すぎる政治家と、飲酒運転や不法薬物する公務員。必要な政治家のみ3名ほど残して、ほかは人工知能に任せる。
❷利用しにくい交通機関、とくに地方空港(羽田などハブ空港のほうが便利)
❸原発・化学工場(危険な廃棄物を垂れ流す、リサイクルできないものを出す)、地球環境を破壊する、「生物多様性」に有害。
❹地方都市に多すぎる、違法集団・ギャンブル関係の施設(『あなたは、賭け事で元を取った方々を知っていますか?幸せになった人を知ってますか?』)。ヴォランティア、娯楽や健康施設など、時間や生きがいをさらに深める施設が必要。生きがいと家庭と仕事と娯楽と教育との融合。
❺5~10年で撤退する東京資本の大型店舗・商業施設など20世紀型の資本主義。半永久的な雇用を生まないから。
❻単年度予算とその税収について。明治以来(約120年しか歴史がない)根本的な行財政の進め方を一新する。脱税(※死刑とする)や公的扶助など、汚職の温床ができない管理社会とする。
❼古い民主主義のかたち。いまの国や47都道府県や自治体など古い「ある特定の方々に有利な、創られた地域」を全廃すること。
❽いまの『憲法』全文やそれに付随する古い法律(旧仮名使いで、いまの生活に合致しない法律。憲法すべてを一新することで、ただ増えるだけの法律そのものを見直す)

以上。(令和元年5月30日加筆)

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