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価値観を通せない介護保険サービス

アナタはどっち派?

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スプーンを筒状の入れ物に立てるとするならば、持ち手を上にするか下にするか、さぁどっち?

スタッフの意見が二分しています。
スプーンを取る時に口に入れる方を手で触れるのがイヤなので、持ち手を上にしたいとスタッフが提案してくれました。

もう一人のスタッフは、筒の下に埃が溜まるから、口に入れる方を底に向けるのがイヤだと。


色んなお宅に訪問していると、掃除の仕方や洗濯物の干し方、千差万別で面白い。
面白いくらいなら良いのですが、こだわりのお宅もあり、タオルを畳んだ向きとか、靴下のつま先もしくは、足首のどちらをピン留めして干すかとか、

極めつけは、ご仏壇のお水とお茶を入れる順番まで・・・・。

嫁姑の関係なら、大モメしていたかも(笑)


介護保険適用のヘルパーさんには、嫁に求めるようなことは注文できません!!!(笑)

みなさんがよく耳にされる介護保険適用のヘルパーさん。
何でもお手伝いをしてくれるわけじゃないんです。
ご利用対象となられた高齢者が
「人として安全に生活できるために、あらかじめ決められた時間内で、決められた内容を支援する」ということが大前提。

タオルの畳み方、靴下の干し方の指示はできません。
もちろん、仏壇や神棚のお手入れなどはもってのほかと言われています。
いくら高齢者が、「私の命と同じくらいにご先祖様が大切なの」と、言ったとしても、
「仏壇や神棚のことが疎かになっても、あなたは死なないでしょ?」って。
7~9割を税金で運営する公的保険ですから、厳しいものです。

                                   ------------- 🍊 ------------

「かんべさんはスプーンの持ち手はどっち派?」と聞かれ、
茶道を習っていた手前、お道具をしまう時のルールに準じて持ち手を下にするかなー。と返すと・・・・、
後で、元の通り持ち手が下に変わっていました。


問題なのはスプーンの持ち手が上下と言うことよりも、かんべの圧だったかも??(苦笑)

生活スタイルにこだわりたいアナタ!
高齢になったら、介護保険適用のヘルパーではなく、
融通の利く、保険適用外のサービス「わたしの看護婦さん」を利用した方が良いですよ♪

アナタはどっち派?


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