拗ねチャマ


先週今年2回目となる砂風呂に行ってきた。

砂風呂は岩手県和賀郡西和賀町にある。

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源泉の蒸気で熱された砂を身体全身にかけて入るのだけれど、蒸れた砂って超重い。

生き埋めにされたら間違いなく死ぬ事だろう。でも温度が相当気持ち良くて。もし生き埋めされるなら砂風呂を緩くしたやつが良い。

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砂場に1人1人並ばせられて、婆に砂をかけられて身動きが取れない状態で蒸される。

身体の内部までダイレクトに熱が来る感じで悪い物が出てる気がする。

途中有線から流れる曲をバックに婆の汗拭き取りサービスがある。知らない婆に跨がられるという貴重な体験が出来る。

動かないと低温火傷を起こす人もいるらしく婆が全員に声をかけるが、自分の時にあまりにも汗と向き合い過ぎて、1度経験してるので大丈夫です。と言ってしまい婆が拗ねた様に見えた。

その後出てから、挨拶したけど勘違いされたなー伝え方の失敗だと思った。飲み屋でもそうだけどその敷居のルールが正義であって自己基準ではないんだよなぁ。日本語って難しい。でもこの婆拗ねてんじゃねーよ。と思う自分もいてなんとも言い難い気分になった。

脱衣所で子供が放心状態で木目をずっと見続けてた。多分木目は見ていない。スピードの向こう側へ行ってる事は分かった。

ともあれ、砂風呂すごい。その日連日の寝不足、飲酒による風邪の引き始めの喉の痛みがすっかり消えた。


出る際に受付の爺に効能を聞き、喉の痛みが引いた事を伝える。

気のせいだと言われた。


また行きたい

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