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No Library No Movie

こんにちは。映画「じょぱり看護の人 花田ミキ」プロデューサーの鎌倉幸子(かまくら・さちこ)と申します。

プロデューサーの仕事は幅広く、Wikipediaで調べると以下のような業務が求められます。

・企画立案
・資金調達(出資者候補との交渉、確保)
・脚本家や映画監督、その他のスタッフ選び
・キャスト選び
・準備から撮影、音楽、仕上げ、作品の完成までの全ての工程の包括的管理
・配給、販売サイドとの交渉
・資金の流れの管理
・ファイナル・カットの権限

いま、私が行っている業務は主に以下の通りです。

・協賛集め

・支援者とのコミュニケーション

・監督のシナリオ作成のための調査、そのアレンジ

特に実在した人物である花田ミキさん(1914年9月9日~2006年8月1日)についての資料集めには力を入れています。

監督の五十嵐匠さんは、ご自身でシナリオも書かれます。一緒に仕事をして、すごいなと思ったのは当たり前かもしれませんが、資料をしっかり読んでいることです。「これ読んでみて」とたくさんの本を紹介頂きます。

私も五十嵐さんに、資料を紹介できるようになりたい、そしてなによりプロデューサーとして花田ミキさんについて深く理解したいと思っています。

ただ闇雲に資料を探そうと思っても、どこから手をつけてよいかわからないもの…。そこで頼るべき場所が「図書館」です。

図書館は「本を読む場所」「本を借りて、返す場所」だけではありません。図書館が本来力を見せてくれるのが「レファレンス」です。

レファレンスとは、質問・相談を受けて調べものに必要な資料を探すこと。

「これについて知りたい」という相談に乗っていただき、それに関係する資料をお知らせいただけるサービスです。

本だけではなく論文や、業界紙の記事まで教えてくれる大変心強い味方です。

映画の仕事を始めて思ったのが、映画は準備がとても大切だということです。歴史を検証し、関係する人の声を聞くこと。それが映画のシナリオへの内容の肉付けとなります。

また、日々のソーシャルメディアを通じた発信も、花田ミキさんが体験したこと、行ってきたことを事実ベースでお伝えし、それに共感してくれる人を増やしたていきたいです。

その実現のためにも「図書館を使い倒す」ことがマストです。ではどのように図書館を使う倒すのか…このnoteに記録していきます。

映画をつくるために図書館をどのように使うのか。一利用者として、図書館をどう使うのかをお伝えしていきたいです。

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