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レーザーテックとネクストーンが決算発表を終えました。

こんにちは、ミクロ投資法を教えているかまくらです。

2021年8月6日、初級編のルールを満たしていたレーザーテック(6920)とネクストーン(7094)が決算を発表しました。
2社の決算について、ミクロ投資法視点で解説したいと思います。

まず前提として、ミクロ投資法では以下のルールを設けています。

1、ルールを満たした銘柄は、新高値更新日の翌日の始値で購入する。
2、買値から〇〇%上昇したら利益確定、△△%下落したら損切りする。
3、「2」で設定した利益確定の価格/損切りの価格に到達しなかった場合、決算発表の午前中までに保有株をすべて売る。

これらの前提を踏まえた上で、レーザーテックとネクストーンの決算と株価の動きをみていきます。

〇レーザーテック
2021年5月31日にレーザーテックの株価は新高値を更新しています。
よって、2021年6月1日の始値20,990円でレーザーテック株を購入します。
(投資資金が足りない場合は、プチ株/S株での購入を検討しましょう)

レーザーテック株を購入した後、レーザーテックの株価は「2」で設定した利益確定の価格/損切りの価格に到達しませんでした。

したがって、2021年8月6日の午前中までにレーザーテックの株をすべて売りました。整理すると・・・

2021年6月1日の始値(買う値段):20,990円
2021年8月6日の午前中の終値(売る値段):21,560円
株価の上昇率:2.72%

レーザーテックの株価は約2カ月かけて2.72%しか上昇せず、投資効率としては良くありませんでした。
ミクロ投資法では株の保有期間は平均すると約2週間です。
こんなに株を保有し続けたのは久々でした。

レーザーテックの決算についてですが、良いニュースと悪いニュースが混在しています。

<良いニュース>
・前期配当金を20円増額
・実績が業績予想を上回った

【剰余金の配当(期末配当)に関するお知らせ】
https://www.nikkei.com/nkd/disclosure/tdnr/d1maws/

【業績予想と実績との差異に関するお知らせ】
https://ssl4.eir-parts.net/doc/6920/tdnet/2012149/00.pdf

<悪いニュース>
・2022年6月の業績予想が弱気

売上増加率の予想:18.2%増
営業利益増加率の予想:3.6%増
経常利益増加率の予想:2.1%増
当期純利益の増加率の予想:9.1%増

では、良いニュースと悪いニュースのどちらがインパクト大きいかについてですが、短期投資家視点では悪いニュースの方がインパクトが大きいです。
おそらく、決算発表後2021年8月10日のレーザーテックの始値は安くなると思います。

悪いニュースで示したとおり、レーザーテックはすでにミクロ投資法のルールを満たさなくなりました。
よって、レーザーテックを投資対象から外します。

〇ネクストーン
2021年6月28日にネクストーンの株価は新高値を更新しています。
よって、2021年6月29日の始値3,850円でネックストーン株を購入します。

ネクストーン株を購入した後、ネクストーンの株価は「2」で設定した利益確定の価格/損切りの価格に到達しませんでした。

したがって、2021年8月6日の午前中までにネクストーンの株をすべて売りました。整理すると・・・

2021年6月29日の始値(買う値段):3,850円
2021年8月6日の午前中の終値(売る値段):3,565円
株価の上昇率:-7.40%

ネクストーン株に関しては、残念ながら-7.40%で損切りしたかたちになります。

ネクストーンの決算内容についてですが、レーザーテックと同じようにパッとしません。
レーザーテックと同様に、決算発表後2021年8月10日のネクストーンの始値は安くなると思います。

レーザーテックとはまた別の視点でミクロ投資法のルールを満たさなくなったので、ネクストーンも投資対象から外します。

レーザーテックとネクストーンに関しては、パッとしない投資結果となってしまいましたが、引き続き相場と向き合っていきましょう!

それでは~

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よろしくお願いいたします。

かまくら

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