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厚い胸板でやさしく受け止めてくれるサラダ(2020/09/04)

器が大きくていつも寛容。
誰のどんな無茶ぶりがきても、ぐっと受け止めてくれます。
ところが、どっしりと構えているようで、扱いによってはみるみる崩れてしまいます。
意外と繊細なので、彼の優しさにあまえず、やさしく扱いたいものです。

なにかおわかりでしょうか?

今日の主役である「豆腐」でした。
なにをあわせても大体一品として様になりますし、普段から助けられています。

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ぐちゃっとならないように気をつけながら、わかめとあわせたサラダです。
口に入れた時にほのかに広がるわかめの香りがいいのです。
ごま油でコクをプラス、しっとりと、相性もよしです。


お豆腐の下ごしらえ

このサラダを作った後、お豆腐の扱いについて取り上げていらっしゃる記事を見つけ、興味深く拝見しました。

お肉は焼く前に冷蔵庫から出して室温に戻しておく。
チーズは冷え切った状態よりも温度が少し上がった方が風味を感じられる。
自分なりに、私も「温度」の観点を持つことはしばしばありました。

でも、お豆腐はしっかり水を切ることに意識が向いており、「温度」の観点は目新しく映りました。

今回、キッチンに立ったら、冷蔵庫から豆腐を取り出して水を切り、最後に調味料をあえています。
15〜20分程度で作って適温に落ち着いたと見られ、結果オーライでしたが、「温度」を意識するとよりおいしく召し上がれそうですね。


樋口さんは温度の他にも濃度や分量といった具体的な数字や成分について言及されており、説得力と信頼度が圧倒的です。
私が好き勝手サラダ作りをするにも、やはり料理の基本をおさえていると幅が広がるため、これからも勉強させていただこうと思います!


話は戻りまして、今回作ったレシピです。

材料たち

食材:豆腐・わかめ・きゅうり
調味料:ポン酢・ごま油・ごま

作ってみます

● 材料を準備する(材料を切る・下処理をする)

豆腐は水を切って、角切りサイズに切る。
乾燥わかめは水で戻す。
きゅうりは角切り。
(食感重視で角切りにしました。薄切りにすれば、よりわかめとマッチしそうです。)

● あえる

わかめときゅうりを器に入れたらポン酢ひとかけ、あえる。
最後に豆腐を入れたらごま油とごまをかけて、ざっくりあえる。

いただきます

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穏やかな心でそっといただきましょ。
ごちそうさまでした。


今まで作ったサラダたちはこちら。おいしく、時に奇抜に作っています。


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