生きる理由について考えさせられるロボット漫画「ORIGIN」
気がつけばnoteのフォロワーさんが２００００人を越えてるじゃありませんか！？本当にいつも読んで頂きありがとうございます。
ずっと駄文を続けて行く予定ですのでよろしくお願いします。
それでは今日は昨日アップする予定だった漫画をまたご紹介します。聞き手はライターの成瀬夏実さんです。
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ーーさて、今日は？
今日紹介するのは「ORIGIN」です。
最近、宇宙とか高次元とか大好きなんですよ。「度胸星」もそうだし、「ARMS」ってマンガでも、ネオマシーンとか、新人類とかそういう言葉が出てきて好きなんですよね。
「ORIGIN」はBoichiさんって人が書いてて。ジャンプで「Dr.STONE」描いている人ですね。
ーー……Dr.STONE？
え、知りません？ 「Dr.STONE」ってジャンプで今人気なんですよ。このマンガは、Dr.STONEの前に描いたマンガですね。
ーーどういうマンガですか？
簡単にいうと、世界観は「攻殻機動隊」に似ていて。ロボットの世界の話なんですよ。
主人公はロボットです。ロボットなので頭がいいんですけど、人間界でバレてはいけないんです。だから、すっと紛れ込んでいるんです。
はじめにヤクザが女性を拉致してくるんですけど、この女性が息を吸い込まない、ということに気付いて怪しんでいたんです。そしたら、その女性が倉庫で人間をばしばし殺していくロボットだったんですよ。
で、このロボットと攻撃し合うことになるんですけど、「俺の目は視神経を液体ヘリウムで冷却し、ISO感度は2億6800万、毎秒2000万フレームだ」って……。
ーー言っていることが全然理解できません（笑）
つまり、拳銃とかが止まって見えるレベルなんですよ。
ーーなるほど。
このロボットはプロトタイプなんです。他に8人ロボットがいるんですけど、それは敵なんです。
で、敵のロボットからすると「なんで人間を守るんだ？」ってかんじなんですけど、ロボットを作ったお父さんから死ぬ間際に「ちゃんと生きていけ」って言われたから、それを守っているんです。
ーー忠実に守っているわけですね。
それでロボットなんで、使えるパーツを自分で組み込んでいくんです。でもカラダが重いから「絶えずダイエットという戦いが」とか言って、ちょっと人間っぽいんですよ。出社しないといけないし。刀も左手に入るように、人工筋肉構造体で作ってある。
ーー人工筋肉構造体？笑
ちょっと面白いのがパンツも穿くんですよ。Amazonで人気ナンバー１のパンツを買ったらキャラパンツだったりして、ちょっとギャグ要素も入っている。
ーーちょっとかわいいですね。
そう。ロボットは「AEEグループ」というロボット開発のグループに就職して「田中」として生きていきます。
夜は飲み会に誘われるんですけど、あまり長時間外に出るとエネルギーがなくなって充電しないといけないし、味を聞かれても何て答えていいかわからなかったり……ちょっとした質問でも警戒しないといけないんです。
で、この女性社員の広瀬マイは天才で、言語パックを作った子なんです。だから「話し方が自分の作ったソフトに似てる」って言われてしまうんです。
ーー戦っていないときの心の声も面白いですね。これは何巻まで出てるんですか？
全10巻で、完結してます。これ、何がおもしろいって、ロボットなんで、金がかかるんですよ。だから、pixivみたいなマンガサイトに自分で描いて投稿したりして。
ーー現実的！
自分を改造していくところが面白いんですよね。自分の知能を倍にしないといけないとか。金ないところをどうにかして生きていくかっていうエピソードが面白い。
田中の人生の目標は「ちゃんと生きていくこと」だったんですけど、広瀬マイに「ついでに私を守ってください」って、初めてお父さん以外から命令されたんです。彼女にそう言われて「ただ生きる」以外に生きる理由ができたんです。
ーーこの2人は恋愛関係なんですか？
恋愛関係みたいになるんですけど、田中には感情がないんですよ。それに彼女にロボットってバレちゃうんですけど、彼女は田中の味方になるんです。だけど、敵のロボットが攻撃してくるから、その結果、広瀬さん死んじゃうんです。
ーーめちゃくちゃ悲しいじゃないですか。
で、ここで初めて田中に「自我」が生まれるわけですよ。ちょっと悲しいお話です。
ーー自我も芽生えて、やっと生きる理由もできたのに……。
最後なんて、知能が人間の8000兆倍とかになっていくんです。人間の頭脳の4000兆倍ですよ？ よくわかんないけど、いくとこまでいっちゃったんですよ（笑）脳みその中に宇宙があるんです。感動的ですよ！
ーーもう言ってることが全然わかりません（笑） なんかでも生きる理由とか、いろいろ考えさせられそう。
ちょっと哲学っぽいところもあるんですよね。ぜひ読んでみてください。
こんな感じでした。ぼくはこの世界感が好きで決してテンションがあがるわけではないですが、なんか生きる意味とかふと立ち止まっていろんなことを考えさせられる漫画だなって思いました。
ぜひ読んでみてほしいです！
今日はこんなところで。
最後にぼくのサークルメンバーを引き続き募集してます。よければぜひ。
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