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本が読めるまで。

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本が読めない筆者が本を読めるようになるための日々の記録です。いろいろな本を手に取って、試行錯誤しています。読むことがたのしめるようになりたいな。
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記事一覧

本が好きなのに、編集者や書店員になろうと思わないのはなぜだろう。

 みなさんこんにちは。  今日は題名の疑問について、考えてみようと思います。 「本が好き…

新書は現代への手解き

「#新書が好き」 このタグはわたしの為のものじゃないですか。 そんな風に思うぐらい新書と…

本が読めるまで(10)志賀直哉と芥川のこと。

 今年もあと数時間で終わりです。言葉では言い尽くせないような、そんな一年だったと思います…

本が読めるまで(9)三島由紀夫「海と夕焼」

 いよいよ年の瀬ですね。年末はなぜだかいつも忙しくなります。これ、なぜなんでしょう。特に…

本が読めるまで(小休憩)。

 しばらく「ほんよめ」シリーズ(とかって略してみた)を投稿していなかったのですが、ここ何…

本が読めるまで(8)志賀直哉「或る朝」

 最近、志賀直哉のことしか書いていませんが、今日も志賀です。少しずつ一人の作家の作品を読…

本が読めるまで(7)志賀直哉「老人」

 引き続き志賀直哉の短編を読んでいきます。今日で3作品目です。今日は明治四十四年に発表された「老人」です。  「老人」はこれまで読んだ志賀の作品の中では、知名度的にはあまり高くないように思います。私も初めて読んだのですが、でもとてもいい話だなと思いました。  「老人」と呼ばれる主人公の男性の晩年の話です。短編なので短いですが、あたたかい作品でした。最後アイロニーで終わるかなと思いましたが、やはりそれをまたひっくり返すような最後の一文になっていて、いいな、と思いました。

本が読めるまで(6)志賀直哉「城の崎にて」

 前回に引き続き、志賀直哉の短編を読んでいきたいと思います。今回は「城の崎にて」です。前…

本が読めるまで(5)志賀直哉を読む。

 かなり久々の投稿になってしまいました。やることが多すぎて本が読めない。本を読むために飛…

言葉で人の気持ちを十全に表すこと。

 小説や詩やエッセイ、歌の歌詞なんかもそうだと思うが、こういうものは結局〈人の気持ち〉を…

本が読めるまで。(小休憩)

 「本が読めるまで」ということで、本が読めない(?)筆者の日々の記録の、今日はちょっとし…

本が読めるまで(4)

 本が読めるようになりたい、ということで投稿は少ないですが試みは続けています。投稿でいえ…

本が読めるまで(3)

 やっぱり読めない。でも新たな試みをしている。  1日のどこかで、自分の仕事ややるべきこと…

本が読めるまで。(2)

 〈本が読めない〉という記事を先日書きました。タイトルにあるように、本が読めるようになりたいというのが一番の望みであり、そのための日々の記録をつけていこうと思います。  前回も書きましたが、〈本が読めない〉というのは物理的に読めないというわけではありません。どうしても文字を受け付けない、読むことが精神的ストレス要因となってしまうという状態です。  なぜそこまでして読めるようになる必要があるのか、それはやっぱり自分にとってのたのしみは読書の中にしかないのではないかと思うから