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自分の意志ではないが自分でやったことをどのように考えるか?
第16回 小林秀雄賞を受賞した「中動態の世界 意志と責任の考古学 」の著者であり哲学者の國分功一郎さんの「中動態」という考え方が、とても興味深い。
こちらの記事の中では、
「昼食に自分はラーメンが食べたかったが、友人はソバがいいと言うので仕方なくソバを食べた」――。「ソバを食べる」行為は自分がやったことだが、自ら進んでしたわけではない。これは「能動」か「受動」か。
という問いを用いて
アフターコロナに注目されるのは日本の武道!?ーカミュの「ペスト」に対する思想家・内田樹さんの視点から紐解く
コロナ禍の中、仏ノーベル賞作家カミュの「ペスト」の発行部数が日本で100万部を超えるなど改めて注目されている。
それにあわせて再放送されていたNHKの『100分de名著ーアルベール・カミュのぺスト』第4回のゲストで出演されていたフランス文学者・思想家であり、武道家の内田樹さんの話が面白かった。
以前より、内田樹さんが思想家でありながら身体性に注目される武道家であることに興味を持っていたが、
利他の可能性、そして義理人情の世界へ
前回に引き続き、NHKのETV特集「緊急対談 パンデミックが変える世界〜海外の知性が語る展望〜」で登壇された世界の知性へのインタビューから考えたことを書いてみます。
3人目に登壇された仏経済学者ジャック・アタリさんは、11年前の2009年の著書『危機とサバイバル――21世紀を生き抜くための〈7つの原則〉』の中で市場のグローバル化や自由な流通による未知の感染症によるパンデミックを予想されていた方。
コロナ禍を乗り越えるために世界の知性が提唱する『瞑想』の可能性
新型コロナウィルスによって瞑想の重要性が益々高まっています。
先日放送された、NHKのETV特集「緊急対談 パンデミックが変える世界〜海外の知性が語る展望〜」 は、世界の叡智として、政治学者のイアン・ブレマーさんと、歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリさん、また、思想家のジャック・アタリさんによる大変興味深い番組でした。
感染そのものによる人命の被害や経済的な打撃だけではなく、国際的な政治のあり方
マインドフルネス×禅の可能性
先日の落合 陽一さんのNewsPicksのライブ動画番組「WEEKLY OCHIAI」のテーマは
「禅・マインドフルネスを考える」
として以下の3名をゲストとした興味深い対談だった。
・山下良道(鎌倉一法庵住職、ワンダルマ仏教僧)
・ネルケ無方(禅僧、安泰寺 堂頭)
・平原憲道(慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室助教)
同じ禅寺、安泰寺で修行した山下良道さんとネルケ無方さんでさえ、
世界で広がるマインドフルネス。忙しいビジネスパーソンにとって瞑想できる場所は?
世界中で「マインドフルネス」という言葉が広がり、瞑想する場所が増えています。
しかし、日本ではまだ、どうやってやったら良いか、分からない。またどこで教えてもらえるの?という方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために実践するための場所を紹介したいと思います。
まずは、海外では瞑想できる所として、どのような場所があるかということのご紹介。
米国全土では、ヨガや瞑想などのマインドフルネ
ティール組織とマインドフルネスをつなぐ「目的」とは?
今、話題になっているティール組織。
非管理型の組織のあり方で、これまで主流であったヒエラルキー型組織とは全く違う世界。
昨年本が発売されるやいなや、国会で取り上げられたり、最近では霞ヶ関の官僚の間でも勉強会が開かれるなど急速に認識が広がっています。
そんな中、先日「ティール組織」の本の著者、フレデリック・ラルーさんが来日しSNS上でも話題に上っていましたが、ラルーさんの発言には禅やマインドフ
目に見えないものを大切にして急成長する企業経営者の告白本「ハートドリブン」
先日、Zen2.0に登壇頂いた株式会社アカツキの創業者 塩田元規さんの著書
「ハートドリブン 目に見えないものを大切にする力」
の出版記念パーティに参加してきました。
アカツキは、2010年に創業して、2016年にマザーズ上場、2017年に東証一部に上場し、売上高281億円、利益136億円という急成長企業。
共同創業者の香田さんと塩田さんのお二人はとても仲が良く、これまでの”一部上場企業の経
鎌倉で開催する禅とマインドフルネスの国際フォーラム ZEN2.0が今年のテーマを『つながり』にした理由
鎌倉の禅寺、建長寺で2017年から開催してきた禅とマインドフルネスの国際フォーラムZEN2.0を今年は9月21日(土)、22日(日)に開催します。
マインドフルネスが世界的に医療、教育、ビジネスなど様々な分野で取り上げられる中、今では日本でも多くのメディアで取り上げられ、本も出版されるようになりました。
イギリスでは2015年の段階で、国をあげてマインドフルな国家『Mindful Nat
はじめまして。鎌倉マインドフルネス・ラボの宍戸です。
はじめまして。
この度、COMEMOのキーオピニオンリーダーとして投稿させて頂くことになりました鎌倉マインドフルネス・ラボ代表の宍戸幹央です。
まずは最初の投稿ということで、自己紹介を。
今、私は海と山に囲まれ、自然豊かで禅や武士道など和の文化の歴史をもつ鎌倉を拠点に、これからの時代に必要な”学び・体験の場”を色々プロデュースしています。
主には個人が自律的に動きイノベーションを起こ