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20240817 畑にあるもので 花を立てる

暑さが続く8月も半ば、農園の大きな榎の木の下で「ひびか」の体験ワークショップをしました。
ご参加いただいたのは、農園に畑仕事を学びにきている方々です。

生け花のワークショップといえば、どうしても生ける形に意識がいきがちです。でも今回はあえて、形はともかく、先人達がどうやって花を生けたのか、どう花を器に立てたのかという事にフォーカスを当てて進めました。

剣山という道具は新しくて明治時代の発明です。
では、室町時代や江戸時代にはどうやって花を立てていたんでしょう?

畑にヒントは落ちてました。
小枝、葉っぱ、藁、

それらの自然素材を集めて、花を生けました。
手法はいろいろ。例えば、、、、

皆さん、さすがです!

ちなみに、藁を集めていける手法は伝統的な花留め「込み藁」の原型みたいなものです。

先人達の知恵は、素材からアプローチすると自然と伝わってくるのです。

そんな感じでいくつもの作品ができました。

生け花の初心者がここまで生けられたことに感動です。

花材:ランタナ、麦藁、檜

参加いただいた皆さん、ありがとうございました。また、楽しくいけましょう!

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