キャラクターを通して世界を見るということ

ここしばらくオープンワールド合わねえな~とかなんで合わねえのかな~とかウンウン言ってたんですけど、ようやく自分の中で結論が出たのでちょっとメモ的に書いていきます

ファイナルファンタジークリスタルクロニクルっていうゲームがGCにありまして(リマスターもあるよ)、このゲームの「日記」っていうシステムが物凄く好きだったんですよ
特に何も喋らない無個性なキャラを操作するゲームなんですけども、行く先々でちょっとしたイベントやらがあって、何が起きたか、ゲーム内で描写されていない部分で何があったか、キャラクターは何を思ったかを補完してくれる、そういうシステムです

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で、特にこの日記が印象に残ってまして
自分はただコントローラを操ってキャラクターを動かしているだけなんですけども、キャラクターにとっては故郷を出て遠くに行く大冒険なワケで、そのワクワクと故郷を出る物寂しさが同時に現れている
お前何も喋らんけど実はこんな事考えてたんだな~!という感動があって、初プレイから20年近く経った今でもかなり鮮明に覚えていました
あくまで日記の書き手はキャラクターであって、書かれている事はキャラクターの主観であり、プレイヤーとの距離を確実に広げてしまうんですが、逆にその乖離が心地よかった

自分が世界を体験したいんじゃなくて、キャラクターというレンズを通して世界を見たい、だからオープンワールドは自分に合わなかったのかな~と思いました


で、FFCCの日記好きなんだよね~みたいな話したらじゃあ聖剣LoMオススメだよ、みたいな事を言われたので次はこれをやっていきます

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