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第219段「例えば、有名じゃない人が何か作品を作ったとする」

例えば、有名じゃない人が何か作品を作ったとする。
それが売れるかどうかはわからないけど少なくとも既存の販売店や業界が売ろうと努力しなければその人が有名人になるきっかけすらない。
でもその人の作品は売れるかどうかわからないから多くの既存の販売店や業界はその努力を怠る。
結果その人は有名にはならない。

そうすると既存の販売店や業界は売れる見込みがある既存の有名人の作品ばかり売ることになる。
そして市場は固定化縮小化して売り上げはどんどん落ちていく。
売れるかどうかわからないからこそ、その挑戦をして新たな有名人を産み出せばよいのに、挑戦しないで売上が落ちてることを嘆き続ける愚痴のデフレスパイラル。

例えば、無名の人は集客が不安だから販促イベントはやらない(やりたくない)。
でその人の作品が売れて有名になるのは、ただ運を天にまかせて偶然を期待するだけ。
そんな販売店や業界の他力本願でおこぼれにあずかるって待ちのスタンスが、結局その販売店と業界自体をどんどん縮小させて、結果自分達で自分達を苦しめてる愚痴の因果応報。

売ろうとしても売れるかどうかはわからないけど、少なくとも売ろうと努力をしないのならば、それが売れることはラッキーな偶然以外ほぼない。
どうせ売るならせっせと売る努力をすればいいのに。
売る努力をしないのならばそもそも売らなきゃいいのに。


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