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第279段「個人的見解と影響」

仮に頭がいい人がいるとして能力が高い人がいるとして、その人が今までの自分の経験に閉じ籠って何事ももう分かったように見切ったように、知を広げようとしない想像力を拡げられないのに会うにつけ見るにつけ、それは心の底から残念だし、それって人類への大きな損失なのになってひどくがっかりする。

そしてそういう人が、著名人や文化人、学者や政治家など影響力のある人だったりすると、個人的にがっかりする以上に、この世界に対しての罪があるようにも思う。その個人に影響力があるということは、その個人のあくまで個人的な思考や見解だとしても、他者に多大な影響を与えるということと同義なのだ。


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