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第204段「その決まり事に根拠はあるのだろうか?」

「規則なんで、それはできないんですよ」みたく断られることが仕事でもサービスでもどんどん増えてる。規則って本来はスムーズに生きるために作られるものじゃないだろうか?その規則が本当に必要かどうかの判断停止で増えてないだろうか?規則がどんどん生きづらくさせてるのって本当ディストピアだ。

で、今日の話。
初期設定で決まってることとかルールとか慣習とか、そもそも何でそうなんでしたっけ?ってそれを言う人にその根拠を質問したりすると、実はその人もその根拠知らなかったり、そもそも根拠が曖昧だったりすることが多い。つまり人類はどんどんそんな根拠無き決まり事を増やしちゃってるのだ。

そんな風に人類は4000年くらいかけて(近代になってからでも200年くらいかけて)決まり事をどんどん増やしてるわけだから、そりゃ生き辛くなるのも当然だと思う。これから新しい決まり事作るときは、過去の決まり事をその前に減らしましょうとか、一度立ち返った方がいいんじゃないだろうか。

環境も状況も技術も都度刻々変わるわけで、特に最近は激しく変わってるわけだから、決まり事の総量を増やすんじゃなくて、決まり事の内容を精査してむしろ減らそうと努めた方がいいんだと思う。
決まり事の堆積に押しつぶされそうな社会と業界と組織が、個人を苦しめてるように感じる。

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