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第280段「どちらに進む?」

映画の試写会もどんどんオンライン試写会が開催されるようになった。
取材自体もオンライン化してるし会議も基本オンラインだし一見さんとのご挨拶もまずはオンラインで!ってなって来てる。
この流れは今後どんどん進むだろう。
するとわざわざ直接会う(会える)ことの貴重性が増すことになる。

リモートとリアル対面って会うという行為の階層化だ。
それは電子書籍と紙の本で所有したい本の違いと似てる。
つまり「たやすく」と「わざわざ」の階層化。
利便性と希少性の階層化。
実はリモートと電子とたやすくと利便性重視ではなく、どうリアルと紙とわざわざと希少性を担保するかが今後の鍵なのだ。

そしてそれは一個人の中での階層化でもあり、社会の中での人間の階層化でもある。
リモートと電子とたやすくと利便性を求める圧倒的にマスな人たちの中で、リアルと紙とわざわざと希少性を求める数少ない人たちにアクセスできることが、実はウィズコロナ世界で新たな意味と価値を生むんだと思う。

このサービスや商品はリモートで電子でたやすくて利便性があるってところで、薄利多売で行くか?
このサービスや商品はリアルで紙でわざわざで希少性があるってところで、付価少売で行くか?

両者は、コロナ以前からあった違いでもあるけど、このコロナで間違いなくより階層化してどんどん進んで行く。
どちらに進む?どちらで行く?
自分ならどちらに進みますか?

ちなみに僕は…いろいろ考えた上で…ずばり両方やってみようと思っています。

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