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世界はすべてバラエティになる

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cakesで連載の「世界はすべてバラエティになる」12回よりこちらでやっています。基本無料、ときどき有料です。 「どんどん世界は多様化(Variety)する」という意味と願望と… もっと読む
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2020年5月の記事一覧

第269段「Twitterは凶器か知器か?」

第269段「Twitterは凶器か知器か?」

数はどうでもいいとかいいつつも、今日自分のTwitterのフォロワーが1万人を超えた。ありがとうございます。
2011年から9年、48680ツイート。バラエティプロデューサーやれてるのも、自著の依頼をいただけるのも、講演会やイベントの告知ができるのも、好きな方の情報知るのもTwitterのおかげです。

今日の自由大学の発展途上人学でも話したんだけど、自分が生きていけるくらいの他者との関係性を

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第268段「空間と時間と思考を解放する」

第268段「空間と時間と思考を解放する」

さて、今日は色々気をつけつつ久々に対面でのプロデュース仕事。
スケアプリを確認すると3月30日以来。
60日ぶりの人との対面。
来週の6月からはちょこちょこ対面が入ってくるけど、でもリモートでやれるモノは極力リモートを続けたい。
これからの仕事はリモートでも可能なのを実証したいから。

そうすることで、他人や社会やしがらみに今までは(無理目に)合わせることで占領されがちだった自分の空間と時間と

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第267段「優しさは循環する」

第267段「優しさは循環する」

自分が調子悪いと(少なくとも自分は)他人や社会に優しくできない。
つまり他人や社会に優しくなるためには自分にもまず優しくならないとダメなのだ。
そして自分に優しくするために他人や社会に優しくないのも違う。
orではなくandで、他人や社会を優しく考えるために、自分のこともまず優しく考える。

ほとんどの人は自分以上に他人に厳しいから、自分に厳しい人は他人にそれ以上に厳しくあたる。
なので他人を大事

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第266段「それを言っちゃあ、おしまいよ」

第266段「それを言っちゃあ、おしまいよ」

何事もちょっと足りないくらいでやめた方がいいのだ。するとまた次もやろうとか会おうとかなるから。議論も、食事も、飲み会も、団欒も、テレビ収録も、LINEのやりとりも。
気を良くして二次会的にだらだら続けると、だんだん互いの自我が出過ぎてきて苦痛の方が多くなってくる。せっかくまとまって来てたのも綻び始める。

子どもの頃、学生の頃、社会人になって、ある人をはじめは軽く揶揄ってるんだけど、そしてその人も

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第265段「軽いつぶやきの言葉の重さ」

第265段「軽いつぶやきの言葉の重さ」

自分が個人的な思いを軽い気持ちでつぶやいたとしても、ネットに乗ればそれはただ個人がつぶやいた個人的な範囲を超えて否が応でも世界中に広がるのだ。そして誰かのことをつぶやいたのなら、その誰か当人にも巡り巡ってほぼ絶対伝わるのだ。そんな現象を有史以来人類はここ数年で初めて経験してる。

新約聖書のヨハネ福音書「初めに言があった。言は神と共にあった。言は神であった。」
言(ことば)とはギリシア語のロゴスで

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第264段「自分の明度と世界の輝度」

第264段「自分の明度と世界の輝度」

なんか会ったり話したり、書いたものを読んだりすると、「この人どこか無理してるなー」って感じる人がいる。
果たして、その人は何を無理してるんだろう?

なんていうか老若男女問わず持って生まれた「華が在る人」と「華があまり無い人」がいる。
その華とは容姿以上に思考や言動においても。
どっちがどうとかじゃなくて、華が無いのに華が在る場所を求めると無理繰りだし疲れるしうまくいかない。
自分が心地よい“華加

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